京王線の笹塚駅~仙川駅間で行われている連続立体交差事業の進捗状況を見てきました。今回は桜上水駅~上北沢駅間の様子をお伝えします。
桜上水駅では駅舎の仮設化に向け地下通路整備が進められているほか、上北沢駅寄りでは世田谷区による付替え道路の整備が進められています。

事業概要
タグ:京王線連続立体交差事業 ・桜上水駅~上北沢駅 ・桜上水駅付近
写真

撮影位置はこの通りです。(周辺のGoogleマップ)

桜上水駅の東側にある下高井同5号踏切の南側では、取得した用地に施工ヤードが設けられています。
下に示す桜上水駅の仮地下通路整備のため、線路沿いの道路が通行止めとなり、写真左側に仮設歩行者通路が設置されていました。

桜上水駅では、現在の南口階段等がある部分に高架が構築されるため、南口階段等を移設する必要があります。当初計画では、南側に整備された高架に仮設通路等を整備し歩行者動線を切回す計画でしたが、既存の使用していない地下通路を活用し切り替えることとなりました。
現在は、施工ヤードや道路区域内で、掘削工事等が進められていると見られます。

地下通路はかつて使用していた通路と見られ、南口では昇降部分の整備が進められているものとみられます。なお、地下通路には改札口は設けられず、南北通路機能のみとなり、改札口へは一旦北側に出た後現在の橋上駅舎に登る必要が生じることとなります。
なお、2024年4月に公表された資料では、2025年下期に切り替える予定とされていましたが、現時点では切替えが行われていません。

桜上水駅~上北沢駅間で構築済みの高架は、現時点ではこの部分のみです。
当初はこの高架を使用して、仮南口を整備する計画でした。

桜上水の電留線南側の区間では、連続して用地の取得が進んでいて、施工ヤードとして活用されています。
将来的に道路を南側に移設する必要(付属街路の整備)がありますが、現時点では一部で下水道管の取替えが行われた程度で、道路の整備はまだ行われていません。

上北沢変電所の西側では、約40mの区間で付替道路Gの一部が開放されていました。1年前の時点で道路自体は完成していたので、開放から1年程度経過しているかもしれません。
写真奥に変電所があり、将来的に変電所の移設を行う必要があります。そして変電所の位置にも道路が延伸される計画ですが、現時点では変電所の手前で止まり、右方向に歩行者暫定通路が整備されています。
こうした関係で、現時点では自動車の通行が制限されています。

上北沢変電所の西側に整備された暫定通路は、このくらいの幅です。

この区間には、桜上水駅~上北沢駅間で唯一と見られる未移転の家屋があります。
この物件ではありませんが、この駅間では、土地収用法の裁決手続き開始がされた私道等の土地があります。(無番地で登記もない土地等も含む)

桜上水5号踏切から東に約120mの区間では、付替道路Gの一部の整備工事が進められています。
| 工事内容 | |
|---|---|
| 工事件名 | 地崎道路築造工事(付替道路G①)【上北沢三丁目17番から13番先】 |
| 施工者 | 北陽建設株式会社 |
| 工事期間 | 2026年2月27日まで |
| 工事概要 | アスファルト舗装407㎡、安定処理376㎡、L形溝226.4m、L形用円形雨水桝9か所、境石工8.6m、鉄線柵146.1m |
上北沢駅前の区間は別途記事にします。たぶん。
撮影日:2026年2月2日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。




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