[京王線高架化] 明大前駅~下高井戸駅間で付替道路F築造工事開始

笹塚駅~仙川駅間で進められている京王線連続立体交差事業ですが、明大前~下高井戸駅間では付替道路Fの築造工事が始まっていました。

今回工事が行われていたのは、上記図で示した区間です。

現在行われている工事は、「地先道路築造工事(付替道路F その1)【松原二丁目32番先】」で、世田谷区土木部工事第一課北沢土木管理事務所が発注し、三京建設株式会社が施工しています。

工事期間は2022年2月22日までの予定となっています。

今回の工事は、京王線の南側に道路を建設するものです。

京王線の高架は、現在京王線沿いにある道路付近に建設されるため、現在の道路をより南側に移設することが目的です。

2020年度には道路予定地の下水道工事が施工されていました。今回の工事はそれに続くものとなります。

施行区間の東側(新宿側)

右側に京王線があり、将来的には京王線の高架は写真中央~右側道路付近に建設される予定です。現在の道路(右側)は高架予定地と重なるため、より南側に移設します。

工事区間中央付近

付替えられる道路の幅員は4mです。現道の正確な幅員はわかりませんが、現道よりも広くなる箇所が多いように見えます。

1月3日現在、既に移設先の電柱が設置されている(占用企業者による設置)ほか、丁張等がされています。

工事区間西端(調布側)

他の例を見ると、付替道路完成後現道を廃止し、現道部分を高架化の工事ヤードにしているところが多く、ここも同様になるものと思われます。

撮影日:2022年1月3日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

コメント

  1. 橋詰謙 より:

    いつも記事を楽しみにしています。
    ところで、もう取材されているかもしれませんが、電車から見るとこの記事の工事が終了して一般に開放されているようですのでお知らせします。

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