ブログタイトルの変更を検討しています

向ヶ丘遊園駅北口広場がほぼ完成 登戸駅前広場も工事が進み乗り場が変更 2025.12

川崎市多摩区で事業が行われている登戸土地区画整理事業のうち、整備が続けられている向ヶ丘遊園駅北口広場登戸駅前広場ほかの進捗状況を見て来ました。

向ヶ丘遊園駅北口広場では、続けられてきた整備工事が概ね完成していました。
登戸駅前広場では、工事の進捗に伴い、バス乗り場等が変更となっています。

川崎市のウェブサイトによると、建物移転・宅地使用開始・道路築造率はいずれも100%となっています。

事業概要

登戸土地区画整理事業川崎市多摩区で事業が行われている土地区画整理事業です。周辺には南武線・小田急小田原線の登戸駅や向ヶ丘遊園駅があります。

施行者は川崎市、1988年3月に都市計画決定、1988年9月に事業計画決定を行い、現在も事業が続けられています。

施行者 川崎市
施工面積 約37.2ha
事業施行期間 1988年9月16日~2026年3月31日
2020年9月17日現在

この枠内の情報は随時更新されます。記事本文の情報と枠内の情報に時間的差異が生じる場合があります。

タグ:登戸土地区画整理事業

向ヶ丘遊園駅北口広場がほぼ完成 登戸駅前広場も工事が進み乗り場が変更 2025.12
登戸土地区画整理事業 向ヶ丘遊園駅北口広場で上屋設置進み降車バス停移設 2025.8
登戸土地区画整理事業 道路築造・宅地使用開始が100%完了 事業開始から37年を経て
登戸土地区画整理事業 移転補償物件の撤去が完了、駅前広場含めた道路築造進む 進捗状況2024.10
登戸駅高架下の「登戸野川線」が開通 バスルートも変更へ
登戸土地区画整理事業 登戸駅前広場の工事開始!
登戸土地区画整理事業 向ヶ丘遊園駅北口広場の一部完成に伴いバス停移設
登戸土地区画整理事業 登戸駅前の「登戸野川線」切替え 進捗状況2024.1
登戸土地区画整理事業 登戸1号踏切が自動車通行止になり北側道路が切替え
登戸土地区画整理事業 向ヶ丘遊園駅前の広場の一部が整備 進捗状況2023.5
登戸土地区画整理事業 向ヶ丘遊園駅北口広場工事進む 進捗状況2023.1
登戸土地区画整理事業 向ヶ丘遊園駅北口広場工事開始! 登戸駅前も開発始まる
登戸土地区画整理事業 向ヶ丘遊園駅北口の整備進む 進捗状況2022.5
登戸土地区画整理事業 中央銀座通り廃止等に伴いバスルート変更 進捗状況2022.4
登戸土地区画整理事業 登戸駅南側で解体始まる向ヶ丘遊園駅北口前は消滅 進捗状況2022.2
登戸土地区画整理事業 登戸2号線築造進む 進捗状況2021.12
登戸土地区画整理事業 進捗状況2021.9
登戸土地区画整理事業 進捗状況2021.7
登戸土地区画整理事業 進捗状況2021.2
登戸駅西側は1,2年でこれだけ変わった
[登戸土地区画整理事業] 向ヶ丘遊園駅~登戸駅間で工事進む 進捗状況2020.9
[登戸土地区画整理事業] 登戸駅西側の景色が変わっていた
登戸駅西側の街区が出来上がりつつあった

写真等

①向ヶ丘遊園駅北口広場

向ヶ丘遊園駅北口広場の全景

向ヶ丘遊園駅北口では、土地区画整理事業に伴う駅前広場の整備工事が2022年頃から進められてきました。工事は3期に分けて発注され、2024年頃からはバス停等上屋の設置や広場の仕上げを行う3期目の工事が進められています。

3期目の工事件名は「向ヶ丘遊園駅前広場整備(3期)工事」で、2026年3月31日までの予定で、長栄・清生共同企業体が施工しています。既に現場工事は完了しています。

ちなみにこの写真の手前側にも建物が立つ予定で、ここからの眺めはもうすぐ見られなくなります。

新しい駅前広場は、バススペースとタクシースペースが分離した構造で、一般車乗降場なども設けられています。

広場の外周には上屋が設けられ、駅改札口からバス乗り場等へは雨に濡れずに移動が可能です。

一般車の進入は引き続き進入禁止の状態となっている

2025年12月11日時点で、既に広場はほとんど完成していますが、道路標識は目隠しがされ無効緑化されているほか、「一般車両進入禁止」の看板が取り付けられています。また、広場内には一般車両乗降場も設けられていますが、現在はカラーコーンで塞がれている状況です。

川崎市登戸区画整理事務所に問い合わせたところ、工事は既に現場は完了しているものの、契約上の工期は2026年3月31日までとなっていて、完了検査などを残しており、完了検査完了後の一般車両の開放を予定しているとのことです。現時点では現工期末頃を予定しているとのこと。

乗り場の変更が行われたバス乗り場

2025年12月1日には、広場内のバス乗り場が変更となりました。

広場北側で建設がされていた「パークタワー向ヶ丘遊園」は、建物は竣工しています。(写真左側の建物)

タクシースペース

タクシー乗り場とタクシープールは広場内に移設されています。

広場内は、縁石ではなくポストコーンによる構造分離を行っているところがあり、ちょっとわかりにくいです。

完全に同じ場所ではありませんが、似たような画角の画像です。大きく変化しました。

2021年2月
2025年12月
2021年2月
2025年12月

②登戸駅前広場

登戸駅前のデッキからみた登戸駅前広場の様子

登戸駅前広場は、2006年にペデストリアンデッキの完成や小田急線の連続立体交差事業に伴う駅舎改良などもあって、大きな変化があり、その後は広場予定地に仮設店舗が設けられるなど、変化の少ない状態が続いていました。

2024年からは広場の整備工事が始まり、工事は2期に分けて発注されていて、現在は2期目の工事が施工中です。

現在行われている工事は、「登戸駅前広場整備(2期)工事」で、2026年3月31日までの予定で、長栄・清生共同企業体が施工しています。

完成したバス停上屋

登戸駅前広場にも上屋が設置される計画で、現在は広場東側の上屋が完成し供用されています。

工事の進捗に伴い、バス乗り場が2025年12月6日から変更されています。

今後工事が行われる駅側

今後は駅側の工事が進められると見られ、工事ヤードの位置も変更されています。

工事に伴い現在は継ぎはぎな歩道舗装も今後整備されるようで、設計図書によるとインターロッキングブロック等による舗装を予定しているようです。

2025年9月に川崎市登戸区画整理事務所が発行した『登戸まちづくり』によると、2026年3月にバス停上屋が完成し、その後も広場工事が進められたあと、2026年6月に完成を予定しているとのことです。

③歩道橋整備

登戸1号踏切から見た新設横断歩道橋

向ヶ丘遊園駅の新宿方では、小田急電鉄発注の横断歩道橋の整備工事が進められています。エレベータが両側に設置された横断歩道橋で、既に横断歩道橋はほとんど完成し、外構などの工事が進められていました。

横断歩道橋の完成後、登戸1号踏切は廃止される計画です。この踏切が廃止されると、代々木上原駅~向ヶ丘遊園駅間は踏切が撤廃されます。

④区役所通り登栄会商店街

区役所通り登栄会商店街

かつてはバス通りだった区役所通り登栄会商店街は、車道幅員3mに狭める工事が完了後、商店街の街路灯が再設置されています。

⑤登戸2号線

向ヶ丘遊園駅側から見た登戸2号線

登戸と向ヶ丘遊園駅を結ぶ都市計画道路「登戸2号線」は、既に2車線の道路として大方の整備は行われていますが、細かいディテールの整備は未了のままです。

登戸2号線では、「居心地がよく歩きたくなるウォー被るん通り」を目指し、道路空間を利活用し賑わいを創出する取り組みが実施され、道路構造も通常とは少し異なった整備がされる計画です。

表面整備は、「令和7年度登戸土地区画整理事業都市計画道路登戸2号線景観舗装等工事」が2025年12月16日開札予定で入札中です。一部車道を狭め、歩道をインターロッキングブロック舗装にした整備を行う模様です。

市のウェブサイトによると、「ほこみち」指定に向けた調整を進めているという記述があります。

また、電線共同溝が整備済みのため、今後は電線類の管理者により引き込みと抜柱を予定しているとのことです。

撮影日:2025年12月10日、11日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました