登戸土地区画整理事業 向ヶ丘遊園駅北口広場工事開始! 登戸駅前も開発始まる

川崎市多摩区で事業が行われている登戸土地区画整理事業では、向ヶ丘遊園駅北口広場の建設工事が一部で始まりました。また、登戸駅前のこれまで工事が行われてこなかった区画では、店舗等が一斉に閉店し、これから開発が始まりそうです。

上の図は当日確認できたもので、これ以外にも工事が行われている可能性があります。

事業概要

登戸土地区画整理事業川崎市多摩区で事業が行われている土地区画整理事業です。周辺には南武線・小田急小田原線の登戸駅や向ヶ丘遊園駅があります。

施行者は川崎市、1988年3月に都市計画決定、1988年9月に事業計画決定を行い、現在も事業が続けられています。

施行者川崎市
施工面積約37.2ha
事業施行期間1988年9月16日~2026年3月31日
2020年9月17日現在

この枠内の情報は随時更新されます。記事本文の情報と枠内の情報に時間的差異が生じる場合があります。

写真等

撮影位置はこの通りです。

川崎市のサイトによると、2022年7月1日現在の仮換地指定面積率は98.0%(94.8%)、宅地使用開始面積が81.8%(79.2%)、道路築造延長が進捗75.6%(75.1%)となっています。
※カッコ内は2022年1月1日現在(参考)

登戸駅前の街区

①登戸駅前の街区(地図

小田急小田原線とJR南武線の乗換デッキから見える登戸駅前の街区に動きがありました。営業していた店舗のほとんどに閉店や移転の張り紙がされ、10月16日現在では既に閉店した店舗も存在していました。

閉店の張り紙には、土地区画整理事業や再開発に伴う理由が書かれていました。

この街区は駅の目の前ながらこれまで大きな変化が少ない箇所でした。

この街区については、川崎市が2022年1月に一部の区画道路計画を廃止し大街区化する事業計画変更の予定を公表しました。事業計画の変更は12月にも認可される予定です。

また、2021年4月に市街地再開発組合が設立され、この街区を事業地とする(仮称)登戸駅前地区市街地再開発事業を計画しています。2022年3月には環境影響評価方法書の写しの縦覧が行われました。

②左側では解体が始まっている(地図

この裏側では既に解体が始まっている建物もあり、今後これらの建物も解体されるものと見られます。

この景色が見られるのももう最後かもしれません。

③登戸駅から向ヶ丘遊園駅方面に伸びる通り(地図

向ヶ丘遊園駅方面に伸びるこの通り沿いも閉店の張り紙が目立ちました。

登戸駅前広場

④登戸駅前広場予定地(地図)

登戸駅前広場の予定地のほぼ真ん中にある「登戸区画整理 駅前店舗」のテナントの一部にも閉店の張り紙がされていました。

こちらの張り紙にも同様に区画整理・再開発事業を理由とする旨が書かれていました。

登戸野川線(小田急直下部)

⑤クスリのナカヤマ等跡地(地図

登戸駅直下を通り抜ける都市計画道路、「川崎3・5・8号登戸野川線」のうち、登戸駅前広場予定地側の区画では、店舗等の解体が行われていました。

この区画にはクスリのナカヤマや、小田急電鉄系の駐輪場が存在していました。

⑥登戸駅直下(地図

また、高架直下部分については道路築造工事が始まっていました。写真⑤の区画は工事範囲外です。

工事件名は、「令和3年度登戸土地区画整理事業区画道路6-52号線他道路築造等工事」で、2023年1月31日までの予定で、日三産業株式会社が施工しています。

この工事では、高架直下部分以外に、写真①の裏側の区画道路の施工もしています。

向ヶ丘遊園駅東側

⑦向ヶ丘遊園駅東側(地図

向ヶ丘遊園駅東側(登戸1号踏切付近)では、既存建物の解体がおおむね完了していました。

いまのところ付替道路の工事は始まっていないようです。

登戸1号線

⑧登戸1号線(地図

向ヶ丘遊園駅北口から多摩区役所方面に至る都市計画道路「登戸1号線」では、電線共同溝設置工事が行われています。

電線類の地中化を行うものです。

工事件名は「令和3年度登戸土地区画整理事業都市計画道路登戸1号線電線共同溝等工事」で、2023年3月31日までの予定で清生・丸栄共同企業体が施工しています。

⑨ぱちんこ店含む建築物も工事進む(地図

駅前で建設中の建物も建築が進んでいます。ぱちんこ店などが入居する予定です。

この道路「区役所通り登栄」では、換地後の道路境界に側溝の据替などが進められています。

向ヶ丘遊園駅北口広場

⑨向ヶ丘遊園駅北口広場予定地(地図)

向ヶ丘遊園駅北口では、駅前交通広場の建設が始まっています。

工事件名は「向ヶ丘遊園駅前広場整備工事」で、2023年3月31日までの予定で、株式会社三秀が施工しています。

⑩向ヶ丘遊園駅跨線橋より(地図

入札前に公表されていた図面によると、今回の駅前広場は全部を建設するものではないようです。

この写真で言うと建物より手前側と、建物の向こう側の一部の施工となるようです。

撮影日:2022年10月16日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。(0190)

コメント

  1. 躍動する都会 より:

    この辺り、あれだけ住宅や店が密集してた部分を更地にして一から作り直すとはずいぶん大胆なことやってますよね
    小田急線かチャリでたまにこの辺りに来ることあるんですが見るたびに変わっててなかなか驚かされます
    今の区画だと登戸1号踏切は廃止して大丈夫なのかなって感じてしまいますが、区画整理が終われば無事何とかなりそうな感じですね

    • yunomi-chawanyunomi-chawan より:

      本来であればこれほど都市化する前(1960年頃くらい)に施行しておくべき事業だったと思います。これほど大胆な既成市街地の土地区画整理事業は、震災後のものを除くと、現在ではほぼないのではないかと思います。

      登戸1号踏切は車道に関しては一方通行ですしそこまでの影響はないかなと思います。歩行者は多少影響はありそうで、代替ルートの確保を検討するとのことなので、早めに示して欲しいなと思います。

  2. サキイカ より:

    先日訳あって登戸に行くことがあったのですが、駅の中はきれいなのですが周辺道路が狭かったりと様々な障害がありました。今回の区画整理で街がきれいになることを期待したいですね。

    • yunomi-chawanyunomi-chawan より:

      土地区画整理事業と並行して沿道景観や道の使い方を考えたり、町おこしも始まっているようですので、ご興味があれば調べてみてください。

  3. 環状6.5号線 より:

    登戸と言えば嘗ては中小店舗が多かった印象。

    最近は余り分かりませんが、再開発完了後は超高層ビル数棟、広めの公開空き地と公共施設、幾つかのチェーン店になりそうな感じ。東京郊外の典型的な街並みになるかな?
    んんん・・・綺麗な街になるのは良いけど、何処も同じ様な街並みになりますなあ。

    • yunomi-chawanyunomi-chawan より:

      登戸にそのような店舗が多かったのには、旧津久井道の街道筋であったことや、土地区画整理事業の計画により建築制限があったことなどが考えられます。
      土地区画整理事業を行うことにより、道路が広がり安全性や防災性が向上し地価も上がるなどの良い面もある一方、長い時間をかけて変化を重ねてきたまちが一度リセットに近い状態となるため、そのまちの濃厚さが薄らいでしまうのはなかなか難しい部分でもあります。

    • 匿名 より:

      登戸駅前再開発後は何が出来るんだろう…逆側は一足先に大々的に工事して結局でっかいパチンコ屋とスーパー出来ただけの印象なんだけど…バス停広場の方もそんな感じだと、本当に何も無い街になるな…

  4. 登戸コメダの亡霊 より:

    近所に住んでいる感想としては、裏通や細い公道が多いのに、治安が悪く夜は近寄れないイメージだったので、都市開発で改善されると良いなって思ってます。
    好きだった居酒屋が閉店してしまったことは寂しいですが。

  5. 匿名 より:

    登戸の再開発もかなり進んでいますね。お隣の狛江市では来年度以降狛江駅周辺の道路の更新などをするそうです。規模でいえば登戸に劣りますがこちらは駅舎の建て替えや周辺道路のホコミチ指定など狛江にしては大規模なものになりそうですよ。
    期間限定で狛江駅周辺の飾り付けや完成パースの展示などが行われています。今月30日までなのでお時間があれば是非。

    • yunomi-chawanyunomi-chawan より:

      歩行者利便増進道路、いわゆる ほこみち は今ちょっとしたブームでもあり、各地で社会実験が行われていますが、それがどう根付いていくかは気になっているところではあります。

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