登戸土地区画整理事業 進捗状況2021.2

川崎市多摩区の登戸駅周辺で行われている登戸土地区画整理事業の進捗状況を見てきました。

登戸土地区画整理事業川崎市多摩区で事業が行われている土地区画整理事業です。周辺には南武線・小田急小田原線の登戸駅や向ヶ丘遊園駅があります。

施行者は川崎市、1988年3月に都市計画決定、1988年9月に事業計画決定を行い、現在も事業が続けられています。

施行者川崎市
施工面積約37.2ha
事業施行期間1988年9月16日~2026年3月31日
2020年9月17日現在

写真等

2020年9月以来、約半年ぶりの訪問です。

ここに来て工事が比較的早く進んでいることから、記録を取ることを中心に撮影を行いました。

川崎市HPによれば2021年1月1日現在、仮換地指定面積進捗が91.9%、宅地使用開始面積が72.0%、道路築造延長が進捗68.7%となっています。

中央銀座商店会

①中央銀座商店会

向ヶ丘遊園駅から北へ伸びる中央銀座商店会は、土地区画整理事業により道路が付替えられる予定です。

建物の解体はすぐそばまで迫っていて、近い将来この姿もなくなりそうです。

登戸2号線周辺

②道路工事が進み、沿道では建物が建ち始めている
③電線の地中化のための電線共同溝や道路築造工事が行われていた
④この先の道路は2020年9月28日に通行止めになり、登戸2号線の築造工事が進められている。左側では家が半分に切り取られていた。
⑤将来的に向ヶ丘遊園駅北側まで道路ができる予定。
⑥向ヶ丘遊園駅北側から登戸2号線。ここにあった駐輪場が撤去されていた。

向ヶ丘遊園駅と登戸駅を結ぶ都市計画道路「登戸2号線」の築造工事が進められていました。

勝手な予想ですが、あと2年もすれば道路っぽく繋がっているかもしれませんね。

登戸駅~向ヶ丘遊園駅間

⑦区画街路の築造も進む。奥ではオーケーの出店に向け建物の工事が進んでいる。
⑧小田急線沿線も道路工事が進んでいる。

登戸駅と向ヶ丘遊園駅の間では各所で建物移転や道路の築造が進んでいます。

小田急線沿いでは複々線化用と思われる用地の捻出も進んでいます。

登戸1号線周辺

⑨工事が進められていた。将来的に向ヶ丘遊園駅前の交通広場まで繋がる予定。
⑩水路敷の細い道路しかなかった場所にも広い道路ができつつあった。
⑪登戸1号線の仮整備が進められていた。近いうちに開放されそうに見える。
⑫現在の交通広場。より拡張される計画。

津久井道向ヶ丘遊園駅を結ぶ都市計画道路「登戸1号線」のうち、未整備区間の仮整備が進められていました。既に舗装・区画線工が完了しています。タウンニュースでは、バスルートの切替えについても報道されています。

区役所通り登栄会商店街

⑬横浜銀行前
⑭現在はバスが往来する
⑮向ヶ丘遊園駅前から見た商店街
⑯向ヶ丘遊園駅の駅舎

現在の向ヶ丘遊園駅北口のメインストリートである「区役所通り登栄会商店街」周辺です。

現在は特に工事は行われておらず、土地区画整理後も道路の位置や幅は大きく変化しない計画となっています。ただ換地によって沿道の建物などは変わるかもしれませんね(仮換地図などは見てないので何とも言えませんが)

バスルートについては将来的に変更となることが言われており、狭い道路に行きかうバスの様子はいずれ過去のものとなりそうです。

撮影日:2021年2月25日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

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