登戸土地区画整理事業 向ヶ丘遊園駅北口広場工事進む 進捗状況2023.1

川崎市多摩区で事業が行われている登戸土地区画整理事業の進捗状況を見てきました。

向ヶ丘遊園駅北口広場の建設工事が進んでいたほか、多摩区役所前の区画の解体が進むなど、全体的な完成が見え始めています。

事業概要

登戸土地区画整理事業川崎市多摩区で事業が行われている土地区画整理事業です。周辺には南武線・小田急小田原線の登戸駅や向ヶ丘遊園駅があります。

施行者は川崎市、1988年3月に都市計画決定、1988年9月に事業計画決定を行い、現在も事業が続けられています。

施行者川崎市
施工面積約37.2ha
事業施行期間1988年9月16日~2026年3月31日
2020年9月17日現在

この枠内の情報は随時更新されます。記事本文の情報と枠内の情報に時間的差異が生じる場合があります。

写真等

撮影位置はこの通りです。

向ヶ丘遊園駅北口エリア

①向ヶ丘遊園駅北口(地図

向ヶ丘遊園駅北口では、駅前交通広場のうちの一部を施工する工事が進められています。

工事件名は「向ヶ丘遊園駅前広場整備工事」で、2023年3月31日までの予定で、株式会社三秀が施工しています。

交通広場の全部を施工するものではなく、一部のみの施工の予定です。

現場の掲示によると、2023年12月12日から一般車両の通行を規制して工事をしているようです。

②交通広場西側街路(地図

交通広場予定地西側の街路では、別途「令和4年度登戸土地区画整理事業区画道路6-22号線他道路築造等工事」(施工者:有限会社一興業)による道路の整備が行われています。

③閉店するぱちんこ店(地図

交通広場予定地に立地し、周辺の建物が解体されたあとも残されていたぱちんこ店「GINZA U-style」及び換金所は1月15日をもって閉店となりました。

店舗前掲示物によると、後ろで建設中の「GINZA FOREST」内に、2023年春ごろオープン予定とのことです。

ちなみに、かつてはこの区画に「P-style」「S-style」といったぱちんこ店も存在していました。既に解体済みです。

区画整理して洗練された街並みができるのかと思いきや、登戸駅も向ヶ丘遊園駅も駅前にぱちんこ店ですからねぇ……実に川崎らしいです。

④仮設タクシー乗り場(地図

今回の交通広場工事に伴い、向ヶ丘遊園駅改札そばにあったタクシー乗り場が使えなくなっているため、現バス乗り場北側に仮設のタクシー乗り場が設置されていました。

交通広場北側の区画

⑤開放された街路(地図

交通広場予定地北側で行われていた道路築造工事は概ね完了し、交通開放されていました。

前回訪問時(2022年10月)は路盤までの施工でした。

⑥この正面に中央銀座商店会の通りがあった(地図

かつてはここから向ヶ丘遊園駅までまっすぐと中央銀座商店会の通りが伸びていましたが、その道路は付け替えられて跡形もありません。

換地された土地には、既に「建築計画のお知らせ」看板がいくつか設置されており、今はここから見える向ヶ丘遊園駅の駅舎も、近いうちに見えなくなりそうです。

この付近は昔の登戸の中心地で、旧津久井道の街道筋でもあり、向ヶ丘遊園駅南口方面へ抜ける道路と交差する重要な交差点でした。そういった理由で信号機も設置されていたものと思われますが、道路の付替えが進み、単なる区画道路同士が交わる交差点になり、現在は交通量も激減しています。

多摩区役所東側の区画

⑦左の建物が多摩区役所(地図

これまであまり手が加えられてこなかった多摩区役所の東側の区画では、建物の解体が一気に進んでいます。

ここでも何本かの道路を建設する計画で、既に施工者は決まっています。工事件名は、「令和4年度登戸土地区画整理事業区画道路6-27号線他道路築造等工事」で、施工予定者は有限会社ひかり建設です。

⑧登戸交差点東側の区画(地図

この区画でも足場が掛けられている建物が複数あり、解体が始まるものと思われます。

⑨さらに東側の区画(地図

写真⑧のさらに東側の区画でも建物の解体がされ更地になっている区画があります。こちらも先述の工事により道路が建設される予定です。

登戸駅前

⑩登戸駅の下を通る都市計画道路(地図

登戸駅直下を通り抜ける都市計画道路、「川崎3・5・8号登戸野川線」のうち、小田急線直下部を施工する「令和3年度登戸土地区画整理事業区画道路6-52号線他道路築造等工事」は、この部分の施工は完了していました。

⑪登戸駅前(地図

小田急小田原線とJR南武線の乗換デッキから見える登戸駅前の街区は、既存建物の解体が概ね終了していました。この街区では、(仮称)登戸駅前地区市街地再開発事業が計画されており、環境影響評価方法書によると地上35階建ての共同住宅・商業施設ができる計画です。

⑫アコムやクスリのナカヤマがあった場所(地図

アコムやクスリのナカヤマがあったこの区画も、建物の解体が進んでいました。

昨年10月の時点では営業している建物があったのにあっという間ですね。

撮影日:2023年1月15日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。(0190)

コメント

  1. krah より:

    登戸駅前はずっと変化がなかったので事業が進む気がしなかったのですが、一気に変わったんですね。
    これで南武線と私鉄の乗り換え駅(溝ノ口、小杉、登戸)の周辺は一通り再開発の完了の目処が立ちましたね。
    一方で、南武線の稲田堤駅は京王側に近づけることを期待していましたが、駅の位置は変えずに橋上駅舎になるので少し残念です。

    • yunomi-chawanyunomi-chawan より:

      集団移転方式による移転にしてから一気に進んだ感じはありますね。
      自治体施行の既成市街地の土地区画整理事業は30,40年かかることが多いですが、長引かせてもいろいろな規制が掛かったままになったり、事業費も膨らみ、なにより地権者が困るので、早く終わらせて次の町を実らせたほうがいいんじゃないかなという気はしますね。

      稲田堤も地元が望めばできなくはないと思いますが、商店街がありますし、JRがそんなことやるわけないので、まぁあのままでしょうね。

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