東村山市で事業が行われている東村山3・4・5号久留米東村山線(Ⅱ期)の進捗状況を見てきました。
用地取得が前進し、空き地となった土地が多く見られるようになってきました。

事業概要
東村山市の上記で示す区間では道路を新設する事業が行われています。都市計画道路名称は東村山3・4・5号久留米東村山線です。
延長は約560m、幅員は16mとなる計画です。
東京都の第三次みちづくり・まちづくりパートナー事業を活用して事業を行っており、施行者は東村山市です。2019年12月20日に都市計画道路事業の事業認可を取得しました。
基本データ
施行者 | 東村山市 |
延長 | 約560m |
幅員 | 16m |
事業施行期間 | 2019年12月20日~2027年3月31日 |
事業 | 第三次みちづくり・まちづくりパートナー事業 |
2020年5月25日現在 |
最近の発注状況
工事 | ||
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発注年度 | 工事名称 | 受注者 |
2022年度 | 都市計画道路3・4・5号線用地管理整備工事(その2) | 光建設株式会社 |
2023年度 | 都市計画道路3・4・5号線用地管理整備工事 | 株式会社及川土木 |
2024年度 | 都市計画道路3・4・5号線補償代行及び用地管理整備工事 | 有限会社ナカバ建設 |
委託 | ||
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発注年度 | 委託名称 | 受注者 |
※これ以前は情報収集していません | ||
2019年度 | 都市計画道路3・4・5号線地歴調査委託及び開発許可申請書作成委託 | 株式会社環境管理センター 技術センター |
2020年度 | 都市計画道路3・4・5号線補足現況測量委託 | 三和測量設計株式会社 |
2020年度 | 都市計画道路3・4・5号線道路指定図書作成委託 | 三和測量設計株式会社 |
2022年度 | 都市計画道路3・4・5号線現況・用地測量委託 | 三和測量設計株式会社 |
2022年度 | 都市計画道路3・4・5号線(Ⅱ期)現況測量委託 | 三和測量設計株式会社 |
2023年度 | 都市計画道路3・4・5号線及び市道付替・用地測量委託 | 有限会社中澤測量 |
2024年度 | 都市計画道路3・4・5号線及び市道付替・用地測量委託(R6) | 有限会社中澤測量 |
2024年度 | 都市計画道路3・4・5号線(2期)区域変更図書作成委託 | 三和測量設計株式会社 |
2024年度 | 都市計画道路3・4・5号線土地の形質変更届出業務委託 | 株式会社環境管理センター 技術センター |
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写真等

撮影位置はこの通りです。

事業区間南端の交差点です。
正面にはヤクルトの販売店がありましたが、解体中でした。販売店については左隣にほぼそっくりな建物を建てて移転しています。
ヤクルトの裏側の土地についても用地取得が進んでいます。

空堀川の北側は都市計画道路予定地に農地が広がる区域でした。一気に用地取得が進み、取得済み用地はアスファルト舗装で覆われていました。
東村山市議会2023年6月定例会議事録によると、Ⅱ期区間の用地取得率は約82%とのことです。ここ数年で一気に進んだ印象があります。

こちら側は未取得の用地が若干残っている状態です。
市議会答弁によると「道路築造工事や電線共同溝工事、及び橋梁工事などに必要となる設計を進めております」とのことです。
撮影日:2023年11月20日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
コメント
久米川駅付近から業務スーパーへ行くたびに奇妙に折れ曲がっている道を通り、はてなマークでしたが、その道が開通すると左に折れればWORKMANへ一直線なんですね。初めて知りました。これは嬉しい!WORKMANには東村山郵便局経由の道を回っていたので遠い印象があったのですが、これなら通えそう。
2019年の事業化からたった4年で取得率8割とは凄いですね。自治体の気合の入れようもあるのでしょうけども、理解のある権利者が多いのでしょうかね。
新東京所沢線の神宝町も取得スピードが群を抜いて速いですし、何の要因でそこまで他工区と違うのか興味深いものです。
いまの東村山市がインフラ投資に積極的というのもあると思いますが、この路線は広い土地を持っている区間(農地)を通過するので、面積ベースの取得率は上がりやすいのかなと思います。
新東京所沢線については、東京都、埼玉県がともに力を入れている路線なので、他の路線に比べて用地取得予算もそれなりについていたはずです。(買収してほしくても予算が付かなくて買ってもらえないみたいなパターンは割とあったりします)