多摩市を通る鎌倉街道のうち、BOOKOFF SUPER BAZAAR 多摩永山店前の交差点に右折レーンを設置する工事が始まりました。
この付近の鎌倉街道は、多摩ニュータウン事業により1970年代~80年代頃に拡幅され4車線化されましたが、この交差点はなぜか半世紀にわたり右折レーンが存在していませんでした。
始まった工事は、「路面補修工事(6南東の14)及び交差点改良工事(6南東-1)」で、2025年8月29日までの予定で、日本道路株式会社東京支店が施工しています。
この交差点改良のほかに多摩ニュータウン通りの舗装補修も行う予定で、その工事を含む工期は12月4日までということだと思われます。

工事内容は右折レーンを設置するもののようで、比較的幅の広い中央分離帯を切り取ることで設置することとなり、新たな用地取得は生じない模様です。

この交差点は、とりわけブックオフ方面への右折車両が多く、右折待ち車両を先頭とした滞留が発生しやすい交差点でした。「ブックオフ行きたいのに右折レーンねぇ~じゃ~ん」
6月29日時点で既に現場着手していて、上下線ともに1車線を規制して作業が行われています。
撮影日:2025年6月29日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
コメント
多摩ニュータウン通りは総じて右折レーンから右折する際に、対向車も右折しようとしていると直進レーンの対向車が見えないのですが、ここは大丈夫なんですかね?
中央分離帯が結構広いのに、あの対向車の見えずらさは設計ミスなのでは?と思ってしまいます。できれば改善してもらいたいです。
交差点内の一時停車位置から約75m(道路構造令で規定された視距)程度は見通せるように、その区間に高木を植えたりしないような配慮がされているようには見えますが、ちょっと見通しが悪い箇所が多いですね。
ここに関しては、南多摩尾根幹線道路に交わる部分にアンダーパスを設置するために広い中央分離帯を設置しているのかと思っていましたが、特にそういった工事をすることもなかったので本当に謎でした。
そういう計画は過去もないです。