立川3・2・4号新青梅街道線(第3工区)[多摩モノレール導入想定空間] 拡幅 進捗状況2020.2

武蔵村山市で事業が行われている立川3・2・4号新青梅街道線(第3工区)の進捗状況を見て来ました。

事業概要

立川3・2・4号新青梅街道線東大和市清水四丁目から西多摩郡瑞穂町大字殿ヶ谷に至る延長8,440mの都市計画道路です。このうち、上記で示した区間で第3工区として拡幅事業を行っています。

事業認可は2011年12月1日、施行者は東京都です。三本榎交差点東側~三ツ木交差点西側までの約1.6kmで現況幅員18mから30mに拡幅します。

途中の一部区間では武蔵村山市施行の武蔵村山都市核土地区画整理事業(2000年都市計画決定、2001年事業決定)が行われています。

この分離帯は将来的に多摩モノレールの延伸導入空間として想定されています。

 

施行者東京都
延長約1.6km
幅員30m
事業施行期間2015年3月31日~2028年3月31日
2021年2月8日現在

この枠内の情報は随時更新されます。記事本文の情報と枠内の情報に時間的差異が生じる場合があります。

現在、この区間を含め、芋窪街道~箱根ケ崎駅付近間で連続的に同様の拡幅が行われています。

写真等

撮影位置はこの通りです。

①事業区間東端

三本榎交差点の1つ東側の信号のある交差点から第3工区が始まります。この手前側は第2工区です。

ここから先が武蔵村山市の中心地区のような場所となります。

②三本榎交差点の西側

この付近は武蔵村山市施行の武蔵村山都市核土地区画整理事業が行われています。

そもそも、道路事業と土地区画整理事業では根本的に性質が異なります。

道路事業では、道路用地として必要な部分のみを買収します。(左)

土地区画整理事業は地権者からその権利に応じて少しずつ土地を提供してもらい(減歩)、この土地を道路・公園などの公共用地が増える分に充てる他、その一部(保留地)を売却し事業資金の一部に充てる事業制度です。(右)

③中久保歩道橋から東京都心方面

現在の道路の両側に拡幅用地が土地区画整理事業によって捻出されているのがわかります。

この付近は新青梅街道沿道地区まちづくり計画都市核周辺ゾーンとして位置付けられており、「モノレール延伸決定時には、駅を中心に商業・業務施設等の高層化や中高層の都市型住宅の立地など、更なる土地の高度利用を促進し、中心市街地としての都市機能の向上を図ります」とされています。

現在のところ、多摩モノレールの延伸について決定した計画は存在しませんが、将来的にこの付近にモノレールの駅ができる可能性があります。

④中久保歩道橋から青梅方面

こちら側も用地が少しずつ確保されています。

⑤中久保歩道橋から南向き

こちら側も土地区画整理事業が行われているのがわかります。

奥にはイオンモールむさし村山があります。

⑥本町一丁目交差点の西側

ここから先は道路事業による区間となります。

用地買収が少しずつ進んでいます。

⑦武蔵村山一中西交差点

このような調子が続きます。

⑧ファミリーマート武蔵村山新青梅街道店前
⑨三ツ木交差点

三ツ木交差点都道162号三ツ木八王子線162と交差します。

⑩NTT武蔵村山電話交換局前

この先で第3工区が終わり、第4工区となります。

撮影日:2020年2月4 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

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