立川3・2・4号新青梅街道線(第3工区)モノレール延伸ルート 地質調査等実施中 2024.4

武蔵村山市で事業が行われている立川3・2・4号新青梅街道線(第3工区)の進捗状況を見てきました。

多摩モノレール箱根ケ崎延伸ルートにもなっており、関連した地質調査が実施されていました。

事業概要

立川3・2・4号新青梅街道線東大和市清水四丁目から西多摩郡瑞穂町大字殿ヶ谷に至る延長8,440mの都市計画道路です。このうち、上記で示した区間で第3工区として拡幅事業を行っています。

事業認可は2011年12月1日、施行者は東京都です。三本榎交差点東側~三ツ木交差点西側までの約1.6kmで現況幅員18mから30mに拡幅します。

途中の一部区間では武蔵村山市施行の武蔵村山都市核土地区画整理事業(2000年都市計画決定、2001年事業決定)が行われています。

この分離帯は将来的に多摩モノレールの延伸導入空間として想定されています。

 

施行者東京都
延長600m
幅員30m
事業施行期間2015年3月31日~2028年3月31日
2021年2月8日現在

施行者東京都
延長約975m
幅員30m
事業施行期間2015年3月31日~2028年3月31日
2021年2月8日現在

この枠内の情報は随時更新されます。記事本文の情報と枠内の情報に時間的差異が生じる場合があります。

現在、この区間を含め、芋窪街道~箱根ケ崎駅付近間で連続的に同様の拡幅が行われています。

写真等

撮影位置はこの通りです。

①事業区間東端付近(地図

この先が事業区間です。

三本榎交差点本町一丁目交差点間は、武蔵村山都市核土地区画整理事業が行われています。

②武蔵村山都市核土地区画整理事業区域内(地図

土地区画整理事業施行区域内は、道路用地の確保がほとんど完了しています。

これまでに横断歩道橋の撤去工事などは行われていますが、道路には目立った変化は見られない状況です。

ビッグモーター前には、多摩モノレール(仮称)No.3駅の設置が計画されており、武蔵村山市の中心的な場所となる予定です。

③駅前広場予定地(地図

(仮称)No.3駅の前には、地積約2500㎡の交通広場の設置も計画されています。

この用地は、先述の土地区画整理事業で市有地として確保しているものです。2023年秋くらいまで?は雑草が生い茂る土地でしたが、クレイ舗装がされ、周囲はフェンスで囲われました。

交通広場は、多摩モノレール延伸に合わせて武蔵村山市が整備する計画です。

④地質調査(地図

ビッグモーター前付近数箇所では、地質調査が行われていました。

委託件名は、「モノレール工事に伴う地質調査(5北北-多摩都市モノレール(上北台~箱根ケ崎))」で、2024年8月31日までの予定で、川崎地質株式会社関東支社が受注しています。

入札情報サービスによると、機械ボーリング35箇所ほか試験等を行うもののようです。

入札情報サービスの年間発注予定によると、2024年度は「【所】【週休2日工事】事業用地管理工事に伴う道路照明移設工事(6北北-立川3・2・4(第3工区))」の発注が予定されています。住所的にこの付近の工事と見られます。

現在、武蔵村山市発注の「新青梅街道拡幅に伴う管きょ改良工事 第三工区(その1)」が入札中です。住所的にこの付近と見られます。工事概要を見る限り、下水道の布設替えのように見えます。

⑤武蔵村山一中西交差点(地図

東京都のサイトによると、2023年4月1日時点の用地取得率は51%とのことです。

⑥ファミリーマート前(地図

武蔵村山市の年間発注予定によると、2024年度に「新青梅街道拡幅に伴う管きょ改良工事 第三工区(その3)」の発注が予定されています。住所的にこの付近と見られます。

⑦三ツ木交差点(地図

この付近に多摩モノレールの(仮称)No.4駅の設置が計画されています。

この先の横断歩道橋付近から西側は第4工区となります。

立川3・2・4号新青梅街道線(第4工区)
武蔵村山市 立川3・2・4号新青梅街道線は東大和市清水四丁目から西多摩郡瑞穂町大字殿ヶ谷に至る延長8,440mの都市計画道路です。このうち、上記で示した区間で第4工区として拡幅事業を行っています。 事業認可は2016年3月15日、施行者は東...

撮影日:2024年4月6日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

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