稲城市で事業が行われている多摩3・4・15号東長沼坂浜線(百村)の進捗状況を見てきました。
稲城駅の西側付近の鶴川街道を、拡幅・付替えするものです。
事業概要
多摩3・4・15号東長沼坂浜線は稲城長沼駅付近から若葉台駅付近に至る都市計画道路です。このうち、稲城市百村地内の一部で事業を行っています。
2017年1月25日に事業認可を得て東京都が施行します。
区間は神王橋交差点から若葉台駅方面に620mの区間です。一部区間は道路を新設し、残りの区間は現道を拡幅します。
施行者 | 東京都 |
延長 | 約620m |
幅員 | 20m |
収用の部分 | 稲城市百村字二号、字一号、及び字十二号並びに坂浜字四十三号地内 |
使用の部分 | 稲城市百村字十一号及び字十二号並びに坂浜字四十三号地内 |
事業施行期間 | 2017年1月25日~2030年3月31日 |
2023年3月31日時点 |
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写真等
撮影位置はこの通りです。
引き続き用地取得が続けられています。
東京都のサイトによると、2023年4月1日時点の用地取得率は34%とのことです。
ここのところ取得した用地が目立つようになってきました。
写真①と②の間では、この事業で初となる工事が予定されています。
工事件名は、「道路改修工事(5南東‐南野の5)及び道路改修工事に伴う擁壁設置工事(5南東-百村)」で、多摩住起建設株式会社が施工する予定です。現時点では未着工でした。
工事設計図によると、三沢川と近接する部分において、この道路と三沢川の間の高低差(約2m)を処理するため、プレキャスト擁壁を設置するもののようです。
なお、この工事は南多摩尾根幹線道路の工事もあわせて行われる予定です。
2024年5月17日追記
この事業として初となる工事が始まりました。
工事件名は、「道路改修工事(5南東‐南野の5)及び道路改修工事に伴う擁壁設置工事(5南東-百村)」で、2025年10月中旬までの予定で多摩住起建設株式会社が施工しています。
この工事は南多摩尾根幹線道路の工事と抱き合わせで発注されており、工期が長いのはそのせいと思われます。
この写真右側の三沢川河川管理通路との間の高低差を処理するため、擁壁を設置する予定です。
現時点では特段作業は行われていないように見えました。
歩道がない区間であるためか、取得した用地の一部を歩行空間として開放されています。
この先の取得用地には、大型の広報看板が設置されています。
JR武蔵野線交差付近は比較的家屋が多く、勾配もある区間です。
撮影日:2024年4月13日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
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