三鷹3・4・7号三鷹国分寺線(連雀通り)拡幅状況2017

三鷹市で事業が行われている連雀通りの拡幅事業の進捗状況を見て来ました。

上記の通り、黄色で示した区間と、赤色で示した区間で別々に事業が行われています。

東京都施行区間

事業概要

この事業は連雀通りのうち三鷹市狐久保交差点付近~下連雀七丁目交差点付近を幅16mに拡幅するものです。

都市計画道路名称三鷹3・4・7号三鷹国分寺線
施行者東京都
延長約780m
事業期間2011年12月1日~2030年3月31日
幅員16m(2車線)
2024年3月27日時点

現在の道路を概ね北側に拡幅し、幅16m(うち幅3.5mの歩道を両側)となる計画です。


この枠内の情報は随時更新されます。記事本分の情報と枠内の情報に時間的差異が生じる場合があります。

写真等

三鷹市狐久保交差点の東側から西を見る

三鷹市狐久保交差点吉祥寺通りと交差する交差点です。

現在、連雀通り側には右折レーンがなく滞留する自動車が見られることがあります。吉祥寺通り側は「交差点すいすいプラン」により右折レーンの設置が既に完了しています。

用地取得は連雀通りの北側に沿って取得が行われていました。

南浦交差点の東側から西を見る

むらさき橋通りと交差する南浦交差点も右折レーンが整備されていません。

この付近の歩道は狭く、歩行者2人が並ぶのがやっとの場所もあります。道路幅は目測で8~9m前後と思われますが、拡幅後はおおよそ2倍の道幅となる計画です。

この付近でも連雀通りの北側を中心に用地取得が行われていました。

下連雀七丁目付近から東を見る

東京都施行区間はこの付近までです。連雀通りは古くからの道で江戸時代はこの付近の代表的な道だったようで、通りの両脇には短冊状の武蔵野の典型的な区画が広がっています。都市化が進んだ影響で、この付近には武蔵野の林のような土地はほぼ残っていないようです(写真左)。

みちづくり・まちづくりパートナー事業区間

事業概要

この道路は連雀通りとして親しまれているもので、都市計画道路名称は「三鷹3・4・7号三鷹国分寺線」です。

このうち、上図で示した三鷹市八幡前交差点下連雀七丁目交差点間の約235mの区間では、「みちづくり・まちづくりパートナー事業」として、三鷹市が道路の拡幅事業を行っています。

「みちづくり・まちづくりパートナー事業」とは、地域にとって重要な役割を果たす都道のうち、都市計画道路の事業化計画における優先整備路線以外で、市からの要望が強い路線を東京都と市が連携・協力して整備を行う事業です。現在は第三次の事業が進行中です。

拡幅後の道路幅は16mとなる計画です。

なお、この区間の東側では東京都が別途道路の拡幅事業を行っています。→こちら

施行者三鷹市
延長約235m
幅員16m
事業新みちづくり・まちづくりパートナー事業→第三次みちづくり・まちづくりパートナー事業
2020年5月22日現在

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写真等

みちづくり・まちづくりパートナー事業の施行区間はドラッグストアのクリエイトSD三鷹下連雀店付近から西側となります。

この付近はマンションの公開空地となっている部分もありますが、道路自体は交通量に対して狭い状況です。

施行区間は比較的短く、三鷹通りと交わる三鷹市八幡前交差点までとなります。

三鷹市八幡前交差点三鷹通りおよび連雀通りの東行きには右折レーンが整備されているものの、連雀通りの西行きには整備されていません。

三鷹市八幡前交差点から東を見る

用地の取得はおおむね完了している状況です。事業案内看板には平成30年度に工事説明会を行う旨が書かれていることから、来年度以降工事が本格化するものと思われます。

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