清瀬市で事業が行われている東村山3・4・15の2号新東京所沢線(清瀬橋)の進捗状況を見てきました。
事業概要
東村山3・4・15の2号新東京所沢線は清瀬市中清戸から清瀬市中里に至る延長2,320mの都市計画道路です。このうち、上記で示すけやき通り~清瀬橋の区間で道路を新設する事業を行っています。
事業認可は2006年7月24日、施行者は東京都です。延長は約930mで、幅員18mの2車線となる計画です。
施行者 | 東京都 |
延長 | 約930m |
幅員 | 18m |
車線数 | 2 |
事業施行期間 | 2006年7月24日~2026年3月31日 |
2022年3月31日現在 |
この枠内の情報は随時更新されます。記事本文の情報と枠内の情報に時間的差異が生じる場合があります。
周辺の道路
放射第7号線は大泉学園町付近から東所沢付近にかけて連続的に整備が行われています。埼玉県では「東京都とのスクラム強化による道路整備」として整備を進めています。
これらの道路が完成すると、皇居付近から狭山日高IC付近まで1本の道で繋がることになります。
それぞれの区間については下記をご覧ください。
全区間のページ→放射第7号線・新東京所沢線
① 放射第7号線
② 西東京3・3・14号新東京所沢線(開通済みのため記事はありません)
③ 西東京3・3・14号新東京所沢線(Ⅱ期)
④ 新座3・4・10号放射7号線(栗原工区)
⑤ 東村山3・4・15の1号新東京所沢線(神宝町)
⑥ 東村山3・4・15の1号新東京所沢線(金山町)
⑦ 新座3・4・11号放射7号線(新堀工区)水道道路以東
⑧ 新座3・4・11号放射7号線(新堀工区)水道道路以西
⑨ 東村山3・4・15の2号新東京所沢線(中清戸)
⑩ 東村山3・4・15の2号新東京所沢線(上清戸)
⑪ 東村山3・4・15の2号新東京所沢線(清瀬橋)
⑫ 清瀬橋(このサイトでは⑪と統合しています)
⑬ 所沢3・3・2号東京狭山線(下安松工区)
工事看板
清瀬橋付近で、2020年(令和2年)1月8日までの予定で街路築造工事のうち排水施設設置工事(30北北-東村山3・5・15の2清瀬橋)その2をしていました。施工者は巴山建設です。関戸橋の仮橋建設や旧橋解体、調布の車橋建設をしたあの会社です。
別バージョンの看板です。
写真等
撮影位置はこの通りです。
けやき通りは清瀬駅から北に延びる道路です。
家電のデンキチがある付近からが今回の事業区間となります。
この練馬区側も別途事業を行っています。
けやき通りの反対側の事業はこちら
道路はデンキチの駐車場を真っ二つに分断するようです。駐車場部分も用地取得されているようですが、駐車場通路は残してあるようです。
用地取得もほとんど終わっているようで、見通すことができました。
柳瀬川、空堀川に向かって坂を下っていきます。川を渡るとすぐに所沢市です。
この坂をどのように処理するか気になるところです。
この位置で柳瀬川通りと交差します。
清瀬橋の手前で小金井街道と合流します。見ていた時はずっと混雑していました。
小金井街道は東所沢方面と多摩地域を結ぶ重要な道路ですが、西武池袋線と平面交差していたり狭かったりします。東村山3・4・15の2号線はこの代替路となることや、清瀬市内で不足感のある東西の導線となることが期待できるのではないかと思います。
写真正面の仮囲いは排水施設建設現場です。
排水施設の工事現場にはこのような貼り紙がありました。こういうのいいですよね。
右が小金井街道です。左方向に道路ができる予定です。
小金井街道に架かる清瀬橋(旧)です。この付近は河道の付け替えを行いました(2006年ごろ完了)、この橋は旧流路に架かる橋です。
橋は見ての通り古いですね。
流路の切り替えなどはGoogleEarthで2006年ごろの航空写真を見るとよくわかります(国土地理院のサービスでは撮影間隔があいていてわかりにくい)。
こちらが新流路に架かる清瀬橋です。2005年完成のようです。橋の幅員は22m。都市計画道路は清瀬市側で幅18m、所沢市側で幅22mとなっていて不整合が生じています。橋は所沢市側の幅員で建設されたようです。
この先所沢市側は完成が近づいています。
撮影日:2019年4月29日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
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