国際文化公園都市「彩都」訪問

今回の関西旅では何箇所かニュータウンを訪問しました。愛知では名古屋郊外の「高蔵寺ニュータウン」に訪問したのは既に公開しています。

2箇所目の訪問は大阪郊外の「彩都」です。以前地図で見てずっと行ってみたかった場所です。

彩都の説明は外部サイトにお任せします。

1994年に事業認可を得て、特定土地区画整理事業により事業を行っています。西部・中部・東部地区がありますが、今回は交通の利便性がよく事業が進んだ西部地区をちょっとだけ見ました。全部見るなら車が必要でしょう。

国土地理院撮影の空中写真(1982年撮影)

ちなみに開発前の航空写真はこんな感じです。

万博記念公園駅から大阪モノレールの国際文化公園都市モノレール線に乗車し彩都を目指します。

この駅の東側にはモノレールが分岐する壮大な立体交差があります。よく乗る多摩モノレールにはこれほどのは無いのでちょっと興奮しますね。

やってきたモノレールは彩都西行き。日中は線内完結の列車が20分間隔で運行されています。朝夕は本数も増え、千里方面直通列車もあります。

ガラガラの車内で終点の彩都西駅に到着。かつては東部地区への延伸も計画されていたようですが、現在は断念されています。

ここから暫く駅周辺を散策してみます。

駅を出て西へ。無電柱化された広い道路で構成されています。

向こうの山の上の方に建物がポツポツ見えていますが、あそこも彩都です。

彩都やまぶき交差点

コンビニエンスストアや沿道型のショッピング施設が出店されています。どうも車移動を必要とした街づくりに見えます。

戸建て住宅やマンションも立ち並んでいます。

地区を流れる川合裏川。かなり急峻な川です。

大阪梅田から直線距離で17kmほどの場所で、これほど急峻な地形なのには、逆に関東平野の広さを感じます。

彩都西駅の西側にある彩都西公園です。

園内には地形を生かした長いローラー滑り台がありました。

再び駅に戻りました。駅東側には交通広場があり、そばに平和堂フレンドマートを核テナントとした商業施設がありました。裏側には大きな駐車場を備えています。

当初はこのままモノレールに乗って千里に行こうかなと思っていたのですが、ここで千里行きの路線バスがあり、そのバスがサイトの未分譲地を経由する便だとわかり、乗ってみることにしました。

阪急バス、彩都粟生北五丁目経由 急行 千里中央行き。

さっき見た、山の上の方を経由する便です。わずか自分含め乗客2人で発車。

彩都粟生北五丁目バス停付近。バス停車中に後方より撮影しています。さっきの1名の乗客が降りて、ここから車内は私一人です。

道路だけがあって、沿道は未開発。稲城南山を思い出させます。

積水ハウスによる分譲地もありました。まだまだ家は少ないですが、そのうち埋まるのでしょう。眺めは非常にいいです。

今後が楽しみな街区です。

ちょっと行くと分譲済み街区も広がります。

ちなみに彩都のこのあたりは、ちょっと前に放送されていたサカイ引越センターの子供が「パンダ!」と興奮するCMのロケ地でもあります。

そんなこんなでバスに揺られて彩都を後にしました。もうちょっと見たかったですね。10年後来たら景色が変わっているでしょうか?

撮影日:2019年3月12日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

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