尻手黒川線4期 進捗状況2019.8

川崎市片平で事業が行われている川崎3・4・9号尻手黒川線4期の進捗状況を見て来ました。

この道路は2009年(平成21年)11月24日に事業認可を得て川崎市が事業を行っているものです。現在世田谷町田線(津久井道)を境に分断されている尻手黒川道路が直結されます。

道路は幅員16mの2車線で、一部区間にトンネルを含む構造となります。

川崎市のホームページによると、2019年(平成31年)3月時点の用地取得率は92%とのこと。

個人的には何度か写真を撮っていますが、このブログに掲載するのは初めてかもしれません。

事業概要

川崎3・4・9号尻手黒川線のうち、上図に示した区間では4期区間として事業が行われています。

延長は約680m、幅員16mの2車線で、一部区間にトンネルを含む構造となります。

基本データ

施行者 川崎市
延長 約680m
幅員 16m(一部を除く)
事業施行期間 2009年11月24日~2029年3月31日
2025年3月28日現在

最近の発注状況

工事
発注年度 工事名称 受注者 当初契約額(税
※これ以前は情報収集していません
2021年度  麻生区内都市計画道路尻手黒川線道路築造(切廻し道路)工事 株式会社重田組 177,360,000円
2021年度  麻生区内都市計画道路尻手黒川線道路築造(擁壁)工事 織戸・追川共同企業体 177,360,000円
2021年度 麻生区内都市計画道路尻手黒川線道路築造(擁壁その2)工事 株式会社織戸組 124,870,000円
2022年度 麻生区内都市計画道路尻手黒川線道路築造(擁壁その3)工事 月野・高津共同企業体 177,600,000円
2022年度 麻生区内都市計画道路尻手黒川線道路築造(水路撤去等)工事 不調 -
2023年度 麻生区内都市計画道路尻手黒川線道路築造(水路撤去等)工事 株式会社佐藤工務店 52,700,000円
2023年度 麻生区内都市計画道路尻手黒川線道路築造(トンネル)工事 西松・森本共同企業体 2,530,000,000円
2023年度 麻生区内市道尻手黒川線道路防護(法枠)工事 株式会社佐野建設 24,750,000円
2025年度 麻生区内都市計画道路尻手黒川線道路築造工事 重田・重田造園共同企業体 396,600,000円
委託
発注年度 委託名称 受注者 当初契約額(税
※これ以前は情報収集していません
2021年度 麻生区内都市計画道路尻手黒川線(トンネル部)道路詳細設計委託 大日本コンサルタント株式会社 横浜営業所 61,164,000円
2021年度  麻生区内市道尻手黒川線道路防護(設計)委託 株式会社カナコン
2022年度 麻生区内都市計画道路尻手黒川線環境(水位・水質)調査委託 株式会社カワコン 3,590,000円
2022年度 麻生区内都市計画道路尻手黒川線雨水浸透阻害対策等詳細設計委託 株式会社アジア共同設計コンサルタント 11,232,000円
2023年度 麻生区内都市計画道路尻手黒川線(トンネル部)家屋事前調査委託 株式会社アイマーク 17,570,000円
2023年度 麻生区内都市計画道路尻手黒川線家屋事後調査(その2)委託 株式会社ライズ 3,550,000円
2024年度 麻生区内都市計画道路尻手黒川線高低差処理等詳細設計委託 株式会社間瀬コンサルタント 川崎営業所 11,784,000円
この表の注意事項
データ収集期間:工事すべて、委託2021年度~(それ以前は収集していません)
最終更新日:2025年11月20日

自治体等が運営する入札情報サービスなどをもとに情報を収集しています。見落とし等をする可能性があり、すべての契約を網羅しているとは限りません。特に普段とは異なる名称法則で発注されている場合は見落としが発生しがちです。また、入札後随時更新することは労力がかかりすぎて不可能であるため、データ収集開始日以前及び最終更新日以降の情報は掲載できていません
契約額は入札情報サービス記載の当初契約額です。契約変更等があったとしても対応していません。記載がないものは情報収集していません。
発注年度は入札日を基準としています。工事や業務は複数年にまたがる場合があります。
次の委託・工事は原則掲載しません。
・入札情報サービスに掲載されない契約(特命随契、少額随契、見積合わせ、オープンカウンター方式による契約など)
・用地の管理工事
・維持・修繕等の単価契約価契約
・入札不調や取り下げられた案件(公表する一部自治体除く)
・占用企業者による工事(下水道・水道・ガス等)
・物件補償や土地鑑定
・積算照査や発注者支援業務
など


この枠内の情報は随時更新されます。記事本文の情報と枠内の情報に時間的差異が生じる場合があります。

写真等

撮影位置はこの通りです。

①黒川方面

この辺りは現道を拡幅する区間で、用地の取得地が目立っています。

片方には崖地があり、もう片方には河川があって、工事は苦労しそうな感じがします。

②柿生方面

この道を進むと柿生駅に向かいますが、計画されている道路はこの先で左にカーブしトンネルとなります。

この辺りは丘陵地帯で、高低差の処理が大変な地域です。

③片平2丁目交差点付近

この付近は2016年ごろに中古車販売店が解体されました。その後今年初めごろに何らかの工事がされていましたが、現在は更地に戻っています。

④2019年2月11日撮影

このときは中古車販売店跡地で工事をしていました。何の工事だか記録するの忘れていました。

将来的には正面の山を突き抜ける予定です。

そういえば、この撮影している柿生大橋の開通は2010年のこと。もう9年ですか。この道路ができる前は新百合ヶ丘駅付近まで大きく迂回していたものです。

撮影日:2019年2月11日、8月25日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

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