西武新宿線・西武園線・国分寺線の東村山駅付近で事業が行われている東村山駅付近連続立体交差事業の様子を見てきました。
工事は駅の前後で行われていますが、時間の都合上今回は東村山駅直近のみです。
西武新宿線、国分寺線及び西武園線(東村山駅付近)連続立体交差事業は東村山市の東村山駅付近の線路を連続立体交差する事業です。
東村山駅には西武新宿線、西武国分寺線及び西武西武園線が乗り入れており、東村山駅付近の約4.5kmの区間の線路を高架化します。これにより、付近の5箇所の踏切が解消されます。
2012年10月2日に都市高速鉄道の都市計画決定及び周辺の関連する都市計画道路の都市計画変更を行いました。その後、2013年12月10日に事業認可を得て、東京都が道路事業の一環として事業を行っています。
2024年3月1日には、この事業に係る仮線工事(東村山都市計画都市高速鉄道事業西武鉄道新宿線、西武鉄道国分寺線及び西武鉄道多摩湖線に伴う仮線工事(東京都東村山市本町四丁目地内から同市本町一丁目地内まで、同市久米川四丁目地内から同市久米川五丁目地内まで及び同市本町一丁目地内から同市美住町二丁目地内まで)が、土地収用法に基づく事業認定がされました。※事業本体は、都市計画法の事業認可をもって土地収用法の規定が適用されます。2013年に都市計画法の事業認可を受けています。※事業認定されたからと言ってすぐに強制収用されるわけではありません。
事業名称 | 西武新宿線、国分寺線及び西武園線(東村山駅付近)連続立体交差事業 |
施行者 | 東京都 |
延長 | 約4.5km(新宿線約2.3km、国分寺線約0.8km、西武園線約1.4km) |
事業施行期間 | 2013年12月10日~2029年3月31日 |
構造形式 | 高架方式 |
解消される踏切数 | 5箇所 |
2023年9月29日現在 |
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前回見に来た2019年7月以降大きな変更がありました。
これまで橋上駅舎だった東村山駅は、2019年11月30日初電より駅舎が地下に変更されました。
この写真の右側にあった東西自由通路と橋上駅舎は閉鎖され、現在は左側の階段およびエレベータにより地下駅舎に向かう構造となっています。
橋上駅舎は西口の再開発ビルデッキに直接わたることができていましたが、現在は分断されています。
これまで使われてきた橋上駅舎は解体中です。
線路の高架化により、将来的にはこの部分に線路が来ることになります。
駅舎は暫定的に地下化されていますが、これまで通り駅の東西へは改札を入らずに通り抜けることができます。
地下暫定駅舎の通路は暫定的に狭く、配管もむき出しになっています。西武のファミリーマート「TOMONY」については地下でも営業を行っています。
改札階への階段はホームの下り側端に移動しているため、場所によっては電車を降りてから階段まで遠くなっています。
ホーム間を連絡する連絡通路もホーム中ほどにあり、それは2018年1月20日に地下に切り替えられています。
ホームは仮設床版になっているほか、乗換専用エレベータなども解体中です。
ホームの一部箇所では高架の組み立てが始まっています。
こちらは相変わらず、西武園線と国分寺線が分断されています。
こちら側も高架の組み立てが始まっています。昨年来たときはまだ高架がありませんでした。
こちら側も一部箇所で高架ができ始めています。
撮影日:2020年9月10日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
コメント
新ブログでもお世話になります。旧名ドリにゃのです。
最後のお写真の東村山1号踏切は
↓ですよね。車では行きたくないです。
https://www.youtube.com/watch?v=2nU3THN7PTQ
悲惨な事故が起こる前に早く高架されるといいですね。
その踏切です。
2016年10月5日終電後に踏切改良が行われ、いま航空写真で見られるような形に改められ、だいぶマシになりました。
東村山に住んでいる友人も「あそこは危ない」って言っていたのを思い出します。
東村山北側の5差路は確かに嫌な道路で無く成らない様です。しかし、更に北側の踏切が駅北側のメインになる予定です。多摩湖駅のガードから真っ直ぐに四中、正福寺、弁天池、踏切、新旧府中街道、東村山駅~秋津駅の道に繋がるのは相当良い。尚、新青梅街道から正福寺迄真っ直ぐも良い。武蔵大和駅から東村山駅のバスの乗り心地は最悪ですが、新しく道が出来るそうです。東村山東口のバスは改善するか?。
ちょっと何言いたいのかわかりません。
東村山駅北側で別途事業中の都市計画道路「東村山3・4・10号東村山多摩湖線及び東村山3・4・31号東村山野口線」についてはこちらをご覧ください。