東村山駅付近連続立体交差事業 進捗状況2021.12

西武新宿線・西武国分寺線・西武多摩湖線の東村山駅付近で行われている東村山駅付近連続立体交差事業の進捗状況を見てきました。

線路が付替えられるとともに、高架の範囲が少し広がっていました。

事業概要


西武新宿線、国分寺線及び西武園線(東村山駅付近)連続立体交差事業東村山市の東村山駅付近の線路を連続立体交差する事業です。

東村山駅には西武新宿線、西武国分寺線及び西武西武園線が乗り入れており、東村山駅付近の約4.5kmの区間の線路を高架化します。これにより、付近の5箇所の踏切が解消されます。

2012年10月2日に都市高速鉄道の都市計画決定及び周辺の関連する都市計画道路の都市計画変更を行いました。その後、2013年12月10日に事業認可を得て、東京都が道路事業の一環として事業を行っています。

2024年3月1日には、この事業に係る仮線工事(東村山都市計画都市高速鉄道事業西武鉄道新宿線、西武鉄道国分寺線及び西武鉄道多摩湖線に伴う仮線工事(東京都東村山市本町四丁目地内から同市本町一丁目地内まで、同市久米川四丁目地内から同市久米川五丁目地内まで及び同市本町一丁目地内から同市美住町二丁目地内まで)が、土地収用法に基づく事業認定がされました。※事業本体は、都市計画法の事業認可をもって土地収用法の規定が適用されます。2013年に都市計画法の事業認可を受けています。※事業認定されたからと言ってすぐに強制収用されるわけではありません。

事業名称西武新宿線、国分寺線及び西武園線(東村山駅付近)連続立体交差事業
施行者東京都
延長約4.5km(新宿線約2.3km、国分寺線約0.8km、西武園線約1.4km)
事業施行期間2013年12月10日~2029年3月31日
構造形式高架方式
解消される踏切数5箇所
2023年9月29日現在

この枠内の情報は随時更新されます。記事本文の情報と枠内の情報に時間的差異が生じる場合があります。

写真等

東村山駅(外側から)

東口

東村山駅東口から見た様子です。

駅舎は引き続き地下の仮駅舎が使われていて、地上では高架の構築が進められています。

西口(北向き)

営業線の直上で高架の構築が進められています。写真正面~右付近にあった橋上駅舎は完全に解体されていて、駅舎跡部分にも高架ができています。

西口(南向き)

写真正面付近に乗換用跨線橋がありましたが、これもすべて解体されています。

東村山駅構内

ホーム(川越寄り)

徐々に高架で蓋がされる面積が増えてきました。

ホーム(新宿寄り)

床版ができた箇所もあり、やや暗くなった箇所もありますが、全体的には白色の高架が綺麗です。

久米川第2号踏切

新宿方面

線路が上下線とも北側に移設されていて、もともと下り線があった箇所に高架の工事ヤードが設置されています。

前回(2021年2月)訪問時にはなかった、工事ヤードと営業線の間の背の高い仮囲いができあがっていました。

この先、久米川駅付近まで線路に近づける場所がないのと、仮囲いがあって工事ヤードの中の様子は不明です。

川越方面

こちらも新宿方面と同様の状況ですが、工事の様子はよく見えません。

久米川第3号踏切

新宿・国分寺方面

2021年2月と大きく変化しているようには見えませんが、架線柱が別のものに置き換わっているなど変化があります。

右奥に見える高架の柱は2021年2月にもありましたが、変化なしのようです。

東村山第1号踏切

新宿方面

東村山駅側から徐々に高架の範囲が広がってきていて、踏切のすぐそばまで迫っていました。

川越方面

第2号踏切との間に新しく高架ができていました。

東村山第2号踏切

新宿方面

踏切のそばまで木製覆工が広がっていました。

川越方面

線路が上下線ともに東側に付け替えられ、もともと下り線があった場所に工事ヤードができています。

ざっと見た様子だと、この先は高架はないように見えました。

東村山第5踏切

新宿方面

高架化はこの付近までで、この踏切は立体化されません。

川越方面

線路の付替え区間はこの付近までとなっています。

(園)東村山第3踏切

西武園方面

西武西武園線も線路が付け替えられ、もともと線路があった場所で高架の工事が行われていました。

撮影日:2021年12月26日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。(0750)

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