稲城市内の鶴川街道(都道19号町田調布線)で行われている拡幅の進捗状況を見て来ました。
事業としてはいくつかの区間にわかれていますが、連続して事業が行われています。
このブログでは2年半ぶりの掲載です。よく通る道路ですが、進捗は非常にゆっくりで10年以上前からほとんど変わっていないように思えます。
事業概要
稲城市内の鶴川街道では、複数の事業により道路の拡幅事業が行われています。
道路概要
施行者 | 東京都 |
幅員 | 20m |
2020年5月4日現在 |
最近の発注状況
工事 | ||
発注年度 | 工事名称 | 受注者 |
※これ以前は情報収集していません | ||
2018年度 | 道路改修工事(30南東-坂浜平尾)その2及び歩道設置工事(30南東-坂浜)その2 | 株式会社浜興業 |
2019年度 | 道路改修工事に伴う電線共同溝設置工事(南東-坂浜)及び自転車歩行者同設置工事に伴う電線共同溝設置工事(31南東-坂浜) | 村上建設株式会社 |
2022年度 | 自転車歩行者道設置工事(4南東-若葉総合高校入口交差点) | 土屋企業株式会社 |
委託 | ||
発注年度 | 委託名称 | 受注者 |
※これ以前は情報収集していません | ||
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写真等
撮影位置はこの通りです。
都県境から先が事業区間となります。
この付近は5年ほど前に拡幅整備された記憶があります。ただ、都県境付近の整備が不完全だったりします。
ここのところ大きな動きがありません。
現在は、新百合ヶ丘方面の多摩3・4・17号坂浜平尾線の建設に伴う交差点改良工事が行われています。
この部分には左折専用レーンが設置される予定で、坂浜平尾線開通後は「←↑→」の3レーン体制になる予定です。(現在は「←↑」の2レーン)
その工事の看板です。
交差点改良工事のほか、舗装工事(切削オーバーレイ工)も行われる予定です。
交差点付近は5年ほど前に工事が行われましたが、この先はいまのところ街築といった工事は行われていません。
写真の箇所のように、用地取得がちょこちょこと残っています。
写真を見てもわかるように、道幅は20mと倍増します。車線数は変わらず2車線で、かなりゆったりとした構造になる予定です。
現在はこの付近で下水道工事が行われています。道路建設の初期の工事として下水道関連の工事が行われることが多いですが、これもそうだといいのですが。
下水道の耐震化とのことです。これだと道路工事に関連するものなのかよくわからないです。
道路の西側が連続して用地取得されています。数軒はまだ残っているという状況でした。
坂浜駐在所(正面)は拡幅に伴い、2014年(平成26年)5月に移転してきました。以前は坂浜交差点の北側にありました。
この付近はカーブの内側(東側)に拡幅します。
地形が複雑な場所なので少々設計が面倒くさそうです。
一級河川の三沢川と交差します。
この付近の三沢川は未整備で、2012年(平成24年)4月5日に事業認可を得て、都市計画河川事業を行っています。
この付近の河川はやや西寄りに付け替えられる予定です。現在も工事を行っていますが、この工事での整備は一部にとどまるものと思われます。
坂浜交差点は右折レーンがなく、しばし流れが滞ります。渋滞ってほどではありませんが。
この道路は通常かなりスムーズで、信号も少なく、制限速度を超えて走る車がほとんどです。幅が狭く、歩道もない場所があるので、歩くときは危険を感じる場所があるといった感じです。
坂浜交差点~駒沢学園入口交差点間はほとんど動きがなく、駐在所が移転したくらいなんですよね。全体的に渋滞がないので優先度低いんですかね。
撮影日:2019年8月26日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
コメント
稲城市の事がよくわかり感動しました
ありがとうございます。