立川3・2・4号新青梅街道線(第1工区) モノレール延伸ルート 進捗状況2022.10

東大和市及び武蔵村山市で事業が行われている立川3・2・4号新青梅街道線(第1工区)の進捗状況を見てきました。新青梅街道を幅員30mに拡幅するものです。上北台~箱根ケ崎付近で5つの工区に分けて拡幅が行われているうちの1つです。

2022年10月には多摩モノレール(上北台駅~箱根ケ崎駅間)延伸予定ルートの都市計画素案が公表され、この道路上にモノレールを設置する計画が示されました。拡幅後の中央分離帯部に柱が設置される計画です。多摩モノレールの延伸については、2022年11月現在、都市計画素案が公表された段階で工事着手はしていません。この第1工区には(仮称)No.1駅の設置計画が公表されています。

事業概要

立川3・2・4号新青梅街道線東大和市清水四丁目から西多摩郡瑞穂町大字殿ヶ谷に至る延長8,440mの都市計画道路です。このうち、上記で示した区間で第1工区として拡幅事業を行っています。

事業認可は2011年12月1日、施行者は東京都で、上立野東交差点から西へ約1,100mの区間で、現況18mの道路を30mに拡幅します。※事業に先立ち、2005年(平成17年)3月11日に渋滞解消の観点から、都市計画道路の幅員を18mから30mに広げる都市計画変更を行った

将来的に、多摩モノレールを箱根ケ崎方面に延伸する際、拡幅後の中央帯に建設することが想定されています。

 

施行者東京都
延長約1,100m
幅員30m
事業施行期間2011年12月1日~2030年3月31日
2024年3月27日時点

この枠内の情報は随時更新されます。記事本文の情報と枠内の情報に時間的差異が生じる場合があります。

現在、この区間を含め、芋窪街道~箱根ケ崎駅付近間で連続的に同様の拡幅が行われています。

写真等

撮影位置はこの通りです。

①事業区間西端付近(地図

第1工区の事業区間西端付近です。これより西側では第2工区として別途事業が行われています。

この写真の左側、靴流通センターがあった建物は解体され、道路用地を残してドミノピザが出店していました。

概ね両側に拡幅する計画で、東京都のサイトによると、2022年4月1日現在の用地取得率は44%とのことです。1年前から4ポイント増加しています。

②(仮称)No.1駅設置予定地付近(地図

この付近に多摩モノレール延伸の(仮称)No.1駅の設置が計画されています。

写真の右側には都営村山団地(都営村山アパート)が建替え中で、新青梅街道に面した区画は更地になっています。

武蔵村山市の説明会資料等によると、駅前広場の設置を予定しているとのことです。「本駅前広場の位置及び面積等については、都営村山団地の建替事業により創出される用地の土地利用に合わせて今後検討していく」とのことで、現在では詳細は未定です。

③東大和警察署(地図

村山団地付近から東側は東大和市になります。

途中、東大和警察署があり、前面駐車場部分が道路予定地となっています。今のところ変化はありません。

④北多摩西部消防署前(地図

北多摩西部消防署は、道路予定地をセットバックした上で建替えられました。建替え前の建物より大きくなりましたね。

⑤上立野東交差点(地図

事業区間東端の上立野東交差点です。ここを右に曲がると上北台駅があります。

道路予定地ではありませんが、交差点角のマクドナルドが建て替わっていました。

撮影日:2022年10月15日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。(0550)

コメント

  1. 大岩久峰 より:

    いつも興味深く、見させていたたいております。ところで、地図上の警察署ですが、東大和警察署だと思います。文中は、東大和警察署になっていますが。

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