日野市で事業が行われている日野3・4・3号落川平山線(三沢Ⅰ期)の進捗状況を見てきました。
川崎街道として親しまれている道路のうち、百草園駅付近から西へ約595mの区間で、道路を拡幅する事業を行っているものです。
昨年度より、歩道部の街築工事が始まっています。
事業概要
日野3・4・3号落川平山線は日野市百村から日野市平山五丁目に至る延長約5,670mの都市計画道路です。このうち上記で示した区間では三沢Ⅰ期として道路を拡幅する事業を行っています。
この道路は川崎街道という通称道路名が設定されています。拡幅前の現況幅員は約10~13mで2車線となっています。
施行者は東京都で、都市計画法の事業認可の告示は2013年12月5日です。事業延長は約595m、計画幅員は18mで2車線となる計画です。
施行者 | 東京都 |
延長 | 約595m |
幅員 | 18m |
車線数 | 2 |
事業施行期間 | 2013年12月5日~2027年3月31日 |
2020年12月12日現在 |
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写真等
撮影位置はこの通りです。工事が行われている範囲のみの撮影です。
現在行われている工事は、「街路築造工事(2南西-日野3・4・3三沢Ⅰ期)」で、2022年4月下旬までの予定で、ライチ株式会社が施工しています。
工事設計図面によると、工事範囲は起点側(百草園駅側)から三沢東信号までの区間です。
それぞれ片側の歩道の築造を行うほか、一部補償代行工事も行うようです。この工事で車道が広がることはなさそうです。
から揚げ店前付近では、歩道街渠の築造が進んでいました。
この部分では、カーブ内側に拡幅することで、曲線半径を緩やかにします。
東邦歯科学院専門学校前でも同様に工事が行われています。工事設計図面によると、歯科学院の敷地内では補償代行工事が予定されているようです。
このほか、道路北側では、道路拡幅により取付道路の勾配がきつくなる箇所がある関係で、数件の補償代行工事が予定されているようです。
業務スーパーの前では、南側歩道の整備が行われており、既に新設歩道が開放されていました。
まだ電線共同溝や植栽の工事がある関係か、歩道部は仮舗装(開粒ではなく細粒)になっていました。歩道部は、今後発注される工事の進展に伴い、手を加えそうです。
撮影日:2022年2月5日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。(0000)
コメント
業務スーパーの反対側の電柱の架け替え工事があっという間に終わり新しい歩道に移設されてます。という事はここからは無電柱区間でないという事みたいですね。次に木の移植か伐採があるのでしょう。業務スーパー前に信号が出来ればいいのですが・・・
無電柱化対象路線です。
工事の支障となる場合は、電柱を移設しながら工事を進めます。
一般的に、現道の拡幅で無電柱化(電線共同溝方式による電線類の地中化)を行う場合、管路を地下に埋め、道路の拡幅が完了した後に、電線類を地中に引き込むことが多いです。順番的には最後の方になります。
業務スーパー前付近は、前後の信号機どちらとも150m以上離れているので、設置は比較的容易だと思います。百草園から降りてきた道の正面なので、設置しても良さそうですが、業務スーパーや専門学校の車両出入口と重なっているので、仮に設置するにしても設置場所は気を使いそうです。