JR横浜線の相原駅の南側、町田街道の大戸踏切で行われている単独立体交差事業の進捗を見てきました。
事業概要
町田市の町田街道とJR横浜線が交わる大戸踏切では、道路をアンダーパス化して立体化する事業が行われています。
都市計画道路名称は町田3・3・36号相原鶴間線で、事業延長は約490m、幅員18m~32.5m、2車線です。施行者は東京都です。
道路をアンダーパスにすることで立体化します。立体部分には沿道アクセスのための側道が設けられます。
基本データ
施行者 | 東京都 |
延長 | 約490m |
幅員 | 18~32.5m |
事業施行期間 | 2014年12月1日~2028年3月31日 |
2020年11月17日現在 |
最近の発注状況
工事 | ||
発注年度 | 工事名称 | 受注者 |
未発注 |
委託 | ||
発注年度 | 委託名称 | 受注者 |
※これ以前は情報収集していません。 | ||
2016年度 | 道路予備修正補足設計(28南東-町田3・3・36相原) | 株式会社日本構造橋梁研究所 |
2020年度 | 踏切移設に伴う道路詳細修正設計(2南東-相原) | 株式会社日本構造橋梁研究所 |
2023年度 | 道路詳細修正設計(5南東-相原) | 株式会社日本構造橋梁研究所 |
2024年度 | 道路詳細修正設計(6南東-相原) | 株式会社日本構造橋梁研究所 |
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2018年4月1日時点での用地取得率は21%。
写真等
撮影位置はこの通りです。
この交差点付近は町田3・4・49号相原南北線(相原駅西側の南北の道路)の整備に合わせて北側が拡幅され、右折レーンが設置されました。
都市計画図などによれば、車道南側(写真右)にももう少し拡幅されると思われます。
相模原市方面の相原南北線については下記を参照。
写真左側は既に用地取得したようですね。
写真でもあるように踏切を先頭とした渋滞が暫し発生します。これはマシなほうですが、酷いときは通過にかなりの時間を要することがあります。
この付近から踏切にかけて緩い上り坂になっています。
写真左側には相原バス停の折返場がありましたが、駅西口広場ができたことにより折返し機能は広場に移設され、現在はバス停のみが残っています。現在は駅前広場に乗り入れない路線がしようしています。
写真左側は町田市等によって土地利用誘導地区として様々な検討がなされているようです。もともと区画整理で西側を整備する方針だったようですが。
こちらが大戸踏切です。
ちなみに写真左方向には、相原駅まで行く都市計画道路「町田3・4・49号相原駅南線」がかつてはありましたが、この立体化に係る都市計画変更と同時に廃止されました。
奥の方に相原駅が見えます。
この踏切は電車が相原駅に入るかどうかあたりから鳴り出し、踏切の遮断時間が長いような気がします。私鉄みたいに直前に閉まるようになれば渋滞も少しは軽減されそうなんですけどね。
踏切横断後すぐに信号機があり(⑦写真)、踏切は渡れても赤信号ということもしばしばありますね。
踏切から近いため誤認防止の装置が取り付けられています。
ちなみに交差点左側は都道171号相原駅停車場線171です。(※ここから国道16号までは都道47号八王子町田線と重複)
「相原駅東口のまちづくり」(後述)に伴って市道に移管される予定です。
堺市民センター付近はところどころで用地取得がされていました。
あとから都市計画変更されたため、堅牢な建物も存在しています。
この先辺りで事業区間が終了します。
こっちも渋滞していますね。
相原駅東側では町田市により相原駅東口まちづくり検討会が開かれ、まちづくりの検討が行われています。
駅へアクセスする幅員12mの道路(2020年度から用地取得の予定)や、用途地域の変更も検討されています。検討会資料を見ていると、西口が整備され賑やかになることへの危機感のようなものがあるように見えます。
相原駅の隣の橋本駅にはリニア中央新幹線の駅もできる予定ですし、今後も気になる界隈です。
相原駅東口の現状はこんな感じ。ローソンスリーエフと庄やくらいしかなく、正直なところ寂しいです。西口も寂しいんですが。
撮影日:2018年11月24日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
コメント
2024年10月、いなげやは1年前に区画整理で閉店して近所にスーパーが失くなったことで少し不便になりました。コンビニはあるが、やはりメインの食材はスーパーで買います。隣の駅の橋本か八王子みなみ野の駅前には商業施設がいっぱいあるので買い物には困らないのですが…
土地区画整理事業が原因で閉店はしていませんし、そもそも土地区画整理事業はやっていません。