相模原市の神奈川県道52号(相模原町田)52とJR相模線交差部で事業が行われている立体化事業の進捗を見てきました。
相模原市については継続的な情報収集をしていないので、詳しい情報はよく知りませんが、ここのところ大きく変化があったそうです。
事業概要
神奈川県道52号相模原町田線52とJR相模線が交わる付近では、道路をアンダーパスにして立体化する事業が行われています。
現在の踏切道名は「原当麻第一踏切」です。
事業延長は480mで、立体化に合わせ4車線化する計画です。
施行者 | 相模原市 |
延長 | 約480m |
事業施行期間 | 2016年4月12日~2030年3月31日 |
2023年3月31日現在 |
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写真等
撮影位置はこの通りです。
この交差点から先が事業区間です。
この後ろ側を進むと、圏央道の相模原愛川ICにたどり着きます。相模原愛川ICまでの区間は、高速道路の開通に合わせ4車線化されましたが、写真①より先の区間は変わらないままでした。
私も1度、圏央道が開通した後に相模原愛川ICから町田市街方面に行ったのですが、今回取り上げる踏切~北里大学、鵜野森交差点とずっと渋滞していて使えない道だなと思い、それ以来一度も使っていません。
市のサイトによると、この先の西大沼2丁目交差点までは4車線化する計画で、幅員25~33m(特殊部除く)で都市計画道路が決定されています。特に、北里大学付近では事業が行われています。
相模原市でもこの周辺の交通環境については課題として認識しているのか、過去には『相模原市新しい交通システム導入基本計画』などを策定したことがありました。
両側で用地の取得が進んでいます。
左側にはかつて市立麻溝公民館が存在していましたが、これも更地になっています。
私が以前通ったときには、道路の両側に建物が並んでいた気がするのですが、結構早いペースで事業が進んでいそうです。
正面の横断歩道橋は「麻溝小歩道橋」といいます。将来的に地下化の支障になるものと思われ、市の完成予想図でも描かれていません。
JR相模線との交差部付近の用地取得が早いように見えました。時間のかかるアンダーパス工事に早く着手するために優先的に取得したのかなと想像しています。
写真右側では道路の築造が始まっています。
現道の北側では、街渠の整備が進んでいました。
切回し道路(工事のため一時的に迂回させる道路)となるものです。
すこし膨らんだ形になっているのは、バスベイです。
正面に原当麻第一踏切があります。
JR相模線は単線で日中は20分間隔と、それほど本数の多い鉄道路線ではありませんが、駅が近いこともあってなのか遮断時間が長いように感じました。時刻表を見た感じだと日中はこの駅での行き違いは少ないのかな?
見ていたときは、町田方面車線はそれほど渋滞していませんでしたが、相模原愛川IC方面車線は下原交差点付近まで約500m流れが悪くなっていました。(ただし時々解消する)
ガストがあった右側の土地も更地となっています。
この付近が事業区間の東端です。
撮影日:2021年5月4日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
コメント
取材お疲れさまでした。
リクエストにお応えされたとは
感服いたしました。
思っていたより工事が進んでいて驚きました。
駅から遠いので面倒ですが、北里大学付近も見る機会があれば見たいと思います。
以前リクエストさせていただいた者です。
取材してくださりありがとうございました。
数年後にかけて風景が大きく変わると思っています。
その時はまたぜひいらしてください。
ありがとうございました。
結構進んでいて驚きました。
これから相模線直下の工事に移っていきますが、鉄道営業時間外の作業となると時間も限られているので、どのようなペースで工事が進んで行くか、ちょっと気になります。