新座3・4・1号保谷朝霞線(県道36号~産業道路間)が事業認可 進捗状況2021.5

新座市で事業が行われている新座3・4・1号保谷朝霞線(県道36号保谷志木線~産業道路間)の進捗状況を見てきました。

2021年4月1日に事業認可された区間で、将来的に幅員27mで4車線の道路ができる計画です。

この南側では、都県境までの区間が2020年6月22日に事業認可を受け事業に着手しているほか、東京都内も連続して4車線道路が完成しており、将来的には、川越街道から相模原市を結ぶ幹線道路となる計画です。

事業概要

新座3・4・1号保谷朝霞線新座市畑中二丁目(国道254号交差部)から新座市野寺四丁目(都県境)に至る延長約4,400mの都市計画道路です。このうち、県道36号保谷志木線から産業道路までの区間では、2021年4月1日に事業認可を受け事業を行っています。

施行者は埼玉県で、幅員は27mの4車線となる計画です。

東京都側では都市計画道路「調布保谷線」として整備が行われ、都内の区間は2015年に全線開通しました(一部暫定整備)。調布保谷線の南側は南多摩尾根幹線道路として続き、将来的には相模原まで直線的に結ばれることになります。

埼玉県内は「広域幹線道路としての道路整備」として整備が進められる予定です。

施行者埼玉県
延長
幅員27m
車線数4
事業施行期間2021年4月1日~2028年3月31日
2021年4月1日現在

この枠内の情報は随時更新されます。記事本文の情報と枠内の情報に時間的差異が生じる場合があります。

写真等

撮影位置はこの通りです。

①県道36号保谷志木線(地図

すき家新座道場店がある付近から先が事業区間となります。

すき家のあるマンションは、道路計画線に沿って斜めに壁が建設されていますが、あとから計画道路の幅員を20mから27mに広げたため、建物の一部が予定地と重なっているんじゃないかなと思います。詳しい図面を見ていないので何とも言えませんが。

この写真の奥にある屋外テニスコートなども道路予定地と重なっています。

②農地(地図

この辺りは農地が広がっており、道路はこの奥のあたりを通過する計画となっています。

現状、この一帯は市街化調整区域です。

③農地(地図

この奥のあたりです。

道路はこの付近で進路を北向きから東向きに変えるように大きくカーブする計画となっています。

④産業道路(地図

今回の事業区間は産業道路までとなっています。

産業道路という立派な名前が付いていますが、それほど大きな道路ではなく、しかし交通量は多いという道路です。

埼玉県の資料によると、産業道路も右折レーン整備のため、部分的な拡幅を行う計画のようです。

保谷朝霞線は将来的に川越街道まで延伸する計画ですが、まだ都市計画変更はされていないはずです。

撮影日:2021年5月15日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

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