調布3・4・21号つつじヶ丘南口線 拡張交通広場一部供用開始 進捗状況2022.8

調布市で事業が行われている調布3・4・21号つつじヶ丘南口線の進捗状況を見てきました。

春頃から行われている交通広場を含む整備工事に伴い、拡張した交通広場の一部が供用開始されていました。

事業概要

調布3・4・21号つつじヶ丘南口線はつつじヶ丘駅の南側の都市計画道路です。このうち全線で事業を行っています。

施行者は調布市で、延長約147m、幅員16mで、2398m2の駅前広場が整備されます。

2016年に策定された『東京における都市計画道路の整備方針』いわゆる『第四次事業化計画』で優先整備路線に選定されていました。

施行者調布市
延長約147m
幅員16m
交通広場2398m2
事業施行期間2018年7月18日~2025年3月1日
2020年7月8日現在

この枠内の情報は随時更新されます。記事本文の情報と枠内の情報に時間的差異が生じる場合があります。

写真等

撮影位置はこの通りです。

現在行われている工事は、「令3調3・4・21号線道路築造工事」で、2022年9月30日までの予定で、株式会社鈴清土木が施工しています。

①交通広場入口側から交通広場を見た様子(地図

これまでの工事で、東側(写真右側)のもともと自転車駐車場があった部分が整備され、この部分が供用開始されていました。バス停なども同時に移設され、新しい場所での乗降が始まっていました。

市議会議員のツイートによると、8月22日から供用開始とのことです。

②京王線橋上駅舎より見た様子(地図

事業が認可された当日の2018年7月との比較です。

現在は、もともとバスの転回場があった部分の工事に遷移している状況です。

③広場北側(地図

広場の北側から線路沿いに進む道路は、これまでバス転回場の外側を沿うように進むルートでしたが、切替えにより交通広場内を経由するルートに変更されました。

広場からの出口部分には横断歩道の標識が準備されていますが、現在は使用されていませんでした。

④使用開始した交通広場(地図

8月28日時点で、交通広場にはバス乗車場1箇所、バス降車場1箇所、未使用区画1箇所が存在していました。

未使用区画の1箇所はバス停ポール状のものがブルーシートを掛けられた状態で置かれています。舗装が荷重を考慮した半たわみ性舗装ではないことや、道路標識の存在などから、タクシー乗車場として使用されるものと思われます。

発注時に調布市役所のサイトに掲載されていた図面によると、バス乗降場は計3箇所設置(もう1箇所は駅舎前)される予定のようで、バス停の使用割り振りは今後変更されるものと思われます。

⑤バス乗車場(写真

8月28日時点では、バスの乗車場は交通広場出口部分の1箇所で行われている様子でした。

歩道の舗装は□300のインターロッキングブロック舗装となっており、交通広場出入口部まで点字ブロックが連続して設置されています。

⑥交通広場出入口部(地図

交通広場出入口部には横断歩道が準備されていますが、現時点では使用されていません。

⑦つつじヶ丘南口線南側(地図

交通広場から南へ伸びる道路拡張部分には、未取得の用地があり、現時点での整備はここまでとなります。

撮影日:2022年8月28日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。(0180)

コメント

  1. クルソーレ より:

    ②、⑥と⑦の画像に写っている家屋、先週末あたりから取り壊しが始まりました。ギリギリまで住んでいた形跡があったので、住人にとってよほど思い入れがある家だったのかなと思います。

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