昭島3・2・11号国営公園西線(東中神立体) 切回し道路築造工事開始 進捗状況2025.5

昭島市で事業が行われている昭島3・2・11号国営公園西線の進捗状況を見て来ました。東中神駅横の村山街道踏切を立体化するものです。

アンダーパス築造工事を行うため現道を切回す工事が始まっていました。

事業概要

昭島3・2・11号国営公園西線昭島市東町二丁目から昭島市中神町字東武蔵野に至る延長約1,660mの都市計画道路です。このうち上記図で示した約390mの区間では道路を拡張し、JR青梅線と立体交差させる事業が行われています。

事業認可は2015年8月28日、施行者は東京都です。区間は昭和中学校交差点から昭和記念公園西交差点で、幅員30~38mに拡張するとともに、JR青梅線とはアンダーパスにより立体交差します。道路は2車線となる計画です。

基本データ

施行者東京都
延長約390m
幅員30~38m
事業施行期間2015年8月28日~2022年3月31日
2020年10月23日現在

最近の発注状況

工事
発注年度工事名称受注者
2021年度事業用地整備工事(3北北-昭島3・2・11)有限会社テンフィート
2024年度街路築造工事のうち切回し道路設置工事(6北北-昭島3・2・11)株式会社飯和建設
委託
発注年度委託名称受注者
※これ以前は情報収集していません
2023年度地質調査(5北北-昭島3・2・11)株式会社日さく
2023年度道路詳細設計(5北北-昭島3・2・11)株式会社トーニチコンサルタント
2023年度地下水調査委託その8(5北北-昭島3・2・11)株式会社東京シビルコンサルタント
2024年度土壌調査委託(6北北-昭島3・2・11)株式会社アガック
2024年度路線測量(6北北-昭島3・2・11)株式会社トップライズ
2025年度構造物詳細設計(7北北-昭島3・2・11)株式会社トーニチコンサルタント
この表の注意事項
データ収集期間:工事すべて、委託2023年度~(それ以前は収集していません)
最終更新日:2025年6月10日

自治体等が運営する入札情報サービスなどをもとに情報を収集しています。見落とし等をする可能性があり、すべての契約を網羅しているとは限りません。特に普段とは異なる名称法則で発注されている場合は見落としが発生しがちです。また、入札後随時更新することは労力がかかりすぎて不可能であるため、データ収集開始日以前及び最終更新日以降の情報は掲載できていません
発注年度は入札日を基準としています。工事や業務は複数年にまたがる場合があります。
次の委託・工事は原則掲載しません。
・入札情報サービスに掲載されない契約(特命随契、少額随契、見積合わせ、オープンカウンター方式による契約など)
・用地の管理工事
・維持・修繕等の単価契約価契約
・入札不調や取り下げられた案件(公表する一部自治体除く)
・占用企業者による工事(下水道・水道・ガス等)
・物件補償や土地鑑定
・積算照査や発注者支援業務
など

事業者サイト


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写真等

撮影位置はこの通りです。(周辺のGoogleマップ

①事業区間南側から(地図

都道153号線153と交わる昭和中学校交差点から北側が事業区間です。

既に用地の大方が取得済みで、東京都のサイトによると2024年4月1日時点の用地取得率は99%です。

この先のJR青梅線と交差する村山街道踏切をアンダーパスにより立体交差化する計画です。

今回、この事業初となる工事に着手していました。

工事件名は「街路築造工事のうち切回し道路築造工事(6北北-昭島3・2・11)」で、2025年12月下旬までの予定で、株式会社飯和建設が施工しています。

アンダーパス建設のため、現道を切回すもので、用地を取得した東側に整備するもののようです。なお、踏切工事は含まれていません。

現道との擦り付け部が工事範囲に入っていないため、今回工事で切替えがあるかは不明です。看板にも「次期工事」と記載があるため、切替えはないと予想しています。

②南側工事区間(地図)

南側の用地取得は昭和中学校交差点付近まで行われていますが、切回し道路は踏切直近(横断信号があるところ)から切り替える模様です。

5月11日現在、JR青梅線南側では、在来の防塵舗装を剥がすなどの作業が行われています。切回し道路線形に沿ってカラーコーンが置かれていたので想像しやすいです。

③踏切北側(地図

JR青梅線北側では、東中神駅の交通広場の一部を潰す形で切回し道路が整備されるようです。植栽やベンチなどが撤去される模様です。

④コンフォール東中神横(地図

JR青梅線北側では重機などは見られませんでしたが、既に防塵舗装にカッターが入れられていました。

⑤昭和記念公園西交差点(地図

北側は南側ほどS字カーブにはならず、昭和記念公園西交差点付近にあてる形で現道に擦り付けるようです。

東京都の他の道路の例を見ると、切回し道路築造後、鉄道直下部を鉄道会社に協定等で委託して施工し、その後スロープ部の擁壁工事を整備することが多いです。ここのところ詳細設計や土壌調査委託が順次発注されています。

撮影日:2025年5月11日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

コメント

  1. os より:

    この辺に住んでいるのでようやく工事が進んでホッとしました
    半年ちょっとで終わって次の段階に進むなら喜ばしいのですが、またその後ずっと止まったままにならない事を祈っています
    図書館が無くなってただ不便になり放置されていたので市の掲げる開発案が少しでも早く実現する事を期待しています

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