川崎市が事業を進めているJR南武線 稲田堤駅の橋上駅舎化工事ですが、踏切横の雑居ビルの解体が完了していました。
川崎市では、稲田堤駅、中野島駅、宿河原駅、久地駅、津田山駅について、利用者の利便性・安全性の確保、鉄道による地域分断を改善させるため、駅アクセスの向上を図る取組を進めています。稲田堤駅では踏切の直前横断などが相次いでおり、駅舎を橋上化する工事が行われています。
駅前の踏切(観光道踏切)横の雑居ビルは2019年6月頃に解体に着手し、2020年9月現在解体は完了していました。
従来の改札口についてはこれまで通りですが、現場に掲示されていた案内によると2021年6月頃には線路の反対側に仮駅舎が設置され、この駅舎の解体にも着手する見込みです。
全体的な完成まではあと3年半程度かかるようです。
工事期間中は改札の位置が線路の両側で移動することになるので、京王稲田堤駅の北口・南口からのアクセスは工事段階によって利便性が変わってきそうです。また、完成後は京王稲田堤駅北口←→南武線川崎方面の移動は階段の昇降が必要となります。
左の仮囲いの部分が雑居ビルがあった位置です。
工事に伴い、ホームの一部が狭くなっています。ただでさえ利用者数に見合わない狭いホームですので注意が必要です。
今後工事の進捗により、場所によってはさらにホームが狭くなる場所があるようです。
朝ラッシュ時間帯は工事前でも点状ブロックの外側を歩くのが常態化している駅ですし、工事中の仮駅舎も広くはなさそうですから、利用者の安全には十分配慮して工事を行ってほしいところです。ホームの拡張もやってくれるとありがたいんだけどね。(あと新駅舎には指定席券売機設置してちょうだい)
撮影日:2020年9月10日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
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