稲田堤駅橋上駅舎化工事進む 新駅舎の骨組でき始める 2023.1

稲田堤駅を使うタイミングがあったので橋上駅舎化工事の様子を見てきました。

工事が進み、橋上の新駅舎の骨組が立ち上がり始めています。近いうちにラチ内通路の切替えがありそうですね。

観光道踏切から見た様子

2021年6月6日に線路南側の仮駅舎に移転後、旧駅舎の解体が進められ、既に旧駅舎は解体済みです。現在も仮駅舎で供用されています。

旧駅舎用地及び旧雑居ビル跡地を工事ヤードとして工事が進められており、既に橋上駅舎の骨組みが立ち上がってきています。この2,3日後には、南側の階段部の鉄骨も工事していました。

ホームの様子

駅舎の工事は、ホームの立川寄りで行われています。

一方で、両ホームの川崎側にも仮囲いが設置されています。2022年4月のJR東日本の報道発表によると、南武線では2031年度末頃に26駅59番線にホームドアを設置する計画としています。(具体的なホームがどこかは記載されていないものの、支線を除くと南武線は全26駅で、矢向、武蔵中原、武蔵溝ノ口、登戸、稲城長沼の副本線を入れると59番線になる)周辺の南武線駅でも既に設置工事が進められており、稲田堤駅もその対象と思われます。それに関係する仮囲いかなと思いましたが、よくわかりませんでした。
上の写真の中央付近を見ると、ホーム下の工事が行われているほか、ホーム床面に墨出しも見られたことから、ホームドア設置に向けて何らかの作業を進めている可能性はありそうです。
ただ、この稲田堤駅は、特に川崎側のホームが凸凹で、構造上も弱弱しい場所が見られ、仮にスマートホームドアであってもそのまま設置できるのか気になっています。

エレベータ

仮駅舎移転後もエレベータについては従来ものが使用され、跨線橋も従来の跨線橋が使用されていましたが、2022年6月に新しいエレベータが供用されました。

このエレベータは、新駅舎に繋がっており、この部分だけ新駅舎を先行して供用している形になります。

写真右側では、新しい跨線橋が建設中でした。隙間から覗いたところ、電気も含めてほぼ完成しており、近いうちに通路の切替えが行われるものと思われます。
かつて駅に掲示されていた2020年の川崎市資料には、新通路は2022年9月に切り替える予定とされていたので、若干遅れているのかもしれません。

撮影日:2023年1月15日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。(0370)

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