教科書に載っている「京戸川扇状地」には何がある?

【扇状地】川が山地から平地へ流れる所にできた、下流に向かって扇状に拡がる地形。流れのいきおいが急に緩やかになって砂礫を堆積した結果、形成されるもの。

広辞苑

中学の社会の教科書か、高校の地理の教科書で習うと思われる地形、「扇状地」。まぁ常識の範疇かと思われますが、教科書で扇状地を紹介する際に、必ずと言っていいほど載っている場所があるのです。

帝国書院『新詳地理B』より引用

ここ。山梨県の甲州市笛吹市の境界にある扇状地です。京戸川扇状地といいます。

この教科書は妹が高校時代に使っていたものを拝借しましたが、私が高校生の頃使っていた教科書にもここが載っていました。

扇状地なんて日本各地にたくさんあるのに、どういうわけかここがよく載っているのです。まぁ規模も大きくなく、特徴が綺麗に表れているからなんでしょうね。

で、長年ここに行ってみたいと思っていたので、行ってみたという記録です。

扇央から扇頂に向けて撮影

扇状地の山側の頂上を「扇頂」、中央を「扇央」、下側の端を「扇端」といいます。

扇央の土地利用の特徴として、果樹園が多いというものがあります。扇央は礫が堆積し水はけが良いため、多量の水を好まない果物の栽培に適しているそうです。

この京戸川扇状地も見事に果樹園が広がっていました。

扇央の桃

桃の花が綺麗に咲き誇っている場所もありました。天気が悪くて何とも言えないんですが。4

扇央から扇端方面

扇央のもう1つの特徴として、水が伏流しやすいということがあります。

この場所も谷になっていて、水が流れたであろう跡がありました。

釈迦堂PA

そして、扇央にある1番大きな施設が釈迦堂PA。パーキングエリアから徒歩で外に出ることもできます。パーキングエリアに高速バスのバス停も併設されていますから、比較的楽にアクセスできますね。

 

釈迦堂遺跡博物館

釈迦堂PAの隣にあるのが釈迦堂遺跡博物館。中央自動車道の建設に先立って行われた遺跡発掘調査で見つかった縄文遺跡の出土品が収蔵されています。

時間の都合上中を見ることができませんでしたが、ぜひ行ってみたい場所ですね。

というわけで、京戸川扇状地には、釈迦堂PAと釈迦堂遺跡博物館、果樹園がありました。

扇端の特徴として、集落の形成と湧水というものがあるのですが、どこが集落なのか(県道34号沿いなのか306号沿いなのか)わからなかったのと、湧水が出ている特徴的な場所がわからなかったので訪問は避けました。

撮影日:2022年4月3日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。(3300)

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