「米軍厚木基地専用線」返還から5年 5年前と比較してみた

相鉄本線相模大塚駅から米軍厚木基地に伸びていた専用線(引込線)返還されてから2022年9月で5年となります。

返還直前の2017年9月14日にその様子を見に行き当時記事にしていましたが、そのときと同じ場所で撮影してきました。

この5年間に線路の撤去などが進められ、線路があった土地には建物の建設が進められていました。

撮影位置はこの通りです。

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5年前と撮影機材が異なるため、画角が多少異なります。

①相模大塚2号踏切道付近から(地図

5年前も本線の手前にBバリが設置されていましたが、現在は線路等が完全に撤去されていました。バックホウが線路跡に留置されていて、現在も何らかの作業をしているようです。

線路跡に奥には、鉄道用地だった場所に新しく家が建てられていました。

踏切横の大きな木もなくなり、アパートが建っていたりと、なんだかんだで変化がある一方で、線路撤去後も踏切の横断長は変更されていなかったりと、変わっていない部分も多いですね。

②台湾料理店裏の踏切道(地図

線路がなくなったので当然ですが踏切警標などが撤去されていました。

右側の看板と自動販売機がそのままだったのはちょっと驚きましたね。

③台湾料理店裏の踏切道から相鉄線方面(地図

線路用地だった場所は払い下げられたのか、元の地権者のもとに戻ったのかわかりませんが、開発行為によって土地の区画も変更されていて、線路があったことがわかりにくくなっていました。近いうちに住宅の建設でもされそうな雰囲気です。

④県道との踏切道(地図

こちらも踏切設備は完全に撤去されていました。縁石が綺麗な場所がかろうじで線路があったことを思い起こさせますね。

⑤県道との踏切道(地図

線路があった場所で建物の新築工事が行われていました。

この反対側は隣のスクラップ屋さんに払い下げられたようで、既に線路があったことが分からなくなっていました。

⑥県道の南側の踏切道(地図

⑦県道の南側の踏切道から相鉄線方向(地図

こちらも線路は完全に引きはがされていましたが、砕石があるのでかろうじで線路跡とわかるでしょうか。

⑧東名高速道路西側の踏切道(地図

こちらも撤去済み。

⑨東名高速道路西側の踏切道から相鉄線方向(地図

線路跡では住宅の建設が連続して進められていました。近いうちにこのアングルでは撮れなくなりそうですね。

⑩東名高速の跨道橋(地図

線路は完全にはがされていました。歩道なんかに転用はできないんでしょうか。

⑪東名高速道路東側(地図

こちらも住宅の建設が進められていました。

⑫米軍厚木基地の北側(地図

米軍厚木基地の北側のこの区画は、トランクルームとして利用されていました。

全体的に線路は完全に撤去され、跡地利用が進められていました。住宅の建設も進んできていて、更地のままという場所は少なくなっていました。

撮影日:2017年9月14日、2022年9月18日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。(0470)

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