築地から豊洲へ歩く その2

前回の続きで築地市場を出て勝鬨橋を渡り、そのまま晴海通り有明通りを豊洲方面へ歩いていきます。

築地市場~豊洲市場間では、東京都市計画道路 環状第2号線が建設中で、運河の部分などでその橋梁が見ることができました。といっても環状第2号線は築地市場以外はほぼ完成しています(未供用)。

隅田川の勝鬨橋から見えるのが、築地大橋です。橋の長さは245mでアーチ型になっています。

隅田川には個性的な橋が多数ありますが、築地大橋も勝鬨橋に劣らずきれいな形をしていますね。

橋の右側が築地市場です。

晴海と豊海・勝どきを結ぶのが黎明大橋です。橋の前後の地上部で立体交差となっているため、橋の横からの姿は築地大橋ほど美しくはありません。

ちなみにこの写真を撮影した晴海通りの橋の名前は黎明橋で、何で似た名前にしちゃったのかな・・・と思わなくもありません。。。

最後に、晴海と豊洲を結ぶのが豊洲大橋です。橋の長さは550mと長いです。

この橋もおおむね完成していますが、いろいろあってまだ供用はされていません。ただ、晴海に建設するオリンピックの選手村の工事車両に限って先行的に供用されています。

豊洲大橋の取り付け部からの景色ですが、見ての通りほとんど完成していて、工事関係車両が行き来しています。もともとは昨年中に開通する予定だったようですが、豊洲市場移転問題のあおりでまだ開通できずにいます。

環状第2号線開通はオリンピックの開催のための確約だった・・・みたいな報道も一部であるようですが。

ちなみに晴海通り・有明通りは4車線以上の広い道路ですが、非常に交通量が多い印象を受けました。

話はそれて有明通りの首都高速晴海線関連です。

現在は豊洲まで暫定的に開通している首都高速10号晴海線ですが、晴海まで延伸する工事が行われています。

豊洲のゆりかもめとの交差部分には、南北から首都高速の高架橋が張り出し、もうすぐでつながりそうな勢いでした。

首都高速晴海線は、有明通り晴海大橋の北側に、一般道の中央部につなげられる計画のようで、こちらでも工事が行われていました。開通は今年度中だそうです。

都心環状線に接続する計画もあるようですが、こちらは実現の可能性があるのかよくわかりません。

そして豊洲市場に到着。広い土地に外観の綺麗な建物が整然と建っていました。

本来の計画なら昨年築地市場から移転して既に営業を開始しているはずですが、移転問題の影響でひっそりとしていました。この辺りは住居や工場も少ないため、市場前を歩く人はほとんどおらず、サイクリングをしている人と車が通り過ぎるだけです。

市場の出入口には看板も設置済み。そのほか出入口に面した道路には信号機も設置されていますが、信号機は一部で使われていない状況でした。

豊洲市場の前にはゆりかもめ市場前駅があります。

かつては「市場はないけど市場前駅」などとバラエティ番組等でもネタにされていた記憶ですが、現在は市場の真ん中にある駅になっていました。

駅から市場棟にペデストリアンデッキが直結していて、中には見学場までつながっているようです。こちらも現在は未供用。このペデストリアンデッキの存在はここに来るまで知りませんでした。

環状第2号線はここに接続。奥に高層ビルが見えます。

市場の横には商業施設を建設する予告看板もありました。今後どうなっていくのでしょうかね?

撮影日:2017年4月19日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

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