狛江市で事業が行われている調布3・4・23号稲荷前線の進捗状況を見てきました。
2009年から事業が行われているもので、慈恵東通りのうち、狛江通り~公園通り間を幅16mに拡幅するものです。
事業概要
この道路はオーケーを収用せず2023年度で都市計画事業として事業を終了しました。
調布3・4・23号稲荷前線は狛江市西和泉二丁目から調布市国領町八丁目に至る延長約1,460mの都市計画道路です。このうち、上記で示した区間では、道路を拡幅する事業が行われています。
施工者は狛江市で、都市計画法の事業認可は2009年1月20日です。事業延長は約232mで、幅16mで2車線の道路となる計画です。
施行者 | 狛江市 |
事業延長 | 約232m |
幅員 | 16m |
車線数 | 2 |
事業施行期間 | 2009年1月20日~2024年3月31日 |
2021年3月17日現在 |
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写真等
撮影位置はこの通りです。
事業区間の北端からオーケー狛江店北側までの区間は既に完成しています。
概ね慈恵医大第三病院側(右側)に拡幅を行いました。
左側の都営住宅(都営狛江アパート)側の歩道は、拡幅後も特に変化はありません。
右側(慈恵医大側)の街路灯には電線が引かれていませんが、左側(都営住宅側)には電柱が立っています。無電柱化するんですかね?
ちなみに、建通新聞や入札情報サービスなどによると、都営狛江アパ―トは建替えに向けた検討を行っているそうです。近隣の多摩川住宅も建替えの検討が進んでいますし、ここに限らず昭和40年~50年代の団地はここ10年ほどでどんどん建替えられていきそうですね。
都市計画道路事業の残る用地は、おそらくオーケー狛江店のみとなっています。(慈恵医大第三病院前交差点の隅切り部分は都の事業なのか市の事業なのかよくわかりません)
オーケーの店舗建物自体は道路予定地と重なっていないようですが、前面の納品・駐輪スペースが予定地と重なっています。
オーケーのサイトによると、狛江店は1967年12月6日オープンの自社ビルだそうです。
かつては本社機能もあったそうです。
慈恵医大第三病院前交差点の北側の商店街(左)も改修され、道路用地が歩道として開放されていました。
慈恵医大第三病院側(右)は歩道が整備されています。
狛江通りは東京都が道路事業を行っています。こちらも数件の用地が残っているようです。
撮影日:2021年5月1日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
コメント
唯一の自社ビル?だったかな。だから手放したくないらしい。駐車場も少なく土日は路駐も酷い。駐車場部分が無くなると、納品する時に路駐になり苦情がありそう。狛江駅寄りに一店作ったんだし、早く決断してもらいたいですね。商店街も数件残ってるようですが、国領駅方面が綺麗になった事で、この当たりの古さが目立っていますね
オーケーのサイトを見た感じだと、ほかにも自社ビル出店はあるようですね。
オーケーはかなり大きな営業目標掲げているようですし、過去に本社機能もあったそうですから、思い入れみたいなのもあるんですかね。
もしくは、市の予算の都合もあるかもしれません。仮に営業できなくなるとかなり補償が必要になりそうです。このあたりはよくわかりません。
おそらく、狛江団地のまちびらきとともに、団地前商店街のように栄えた地区なんだと思いますが、近隣にいろいろ店もできたこともあって、商業の地盤沈下は否めません。狛江団地の建て替えとともに、再生すればいいなと思います。
車で走っていると「この道どうなるんだろう」と思う場所をしらべると、かなりの確率でこのサイトで取材してくださっているので、いつも感動しながら拝見させていただいています。しかも思いの外、取材範囲が広いことに驚いております(笑)
これから暑くなり取材も大変な時期かとおもいますが、どうぞ無理ならさない範囲で道路等の取材を続けていただけると嬉しいです。
北多摩地域・南多摩地域で都市計画法の事業認可を得て事業を行っている道路・街路事業については、軽微な事業やほぼ終了している事業を除き全部見に行ったようです(まだ掲載していない箇所があります)。
これからはあまり範囲を広げず、継続的に追っていきたいと考えています。