今年2月に事業認可された狛江市の調布3・4・2号水道道路線のようすを見てきました。
現在、水道道路として親しまれている道路の幅員を約8mから16mに拡幅するものです。
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事業概要
調布3・4・2号水道道路線は調布市岩戸南四丁目から狛江市東和泉二丁目に至る延長約1,592mの都市計画道路です。この全線及び関連外郭部を含む約1,610mの区間で、道路を拡幅する事業を行っています。
施行者は東京都で、都市計画法の事業認可は2021年2月9日です。現在、水道道路として親しまれている幅8mの道路を幅16mに拡幅します。車線数は変わらず2車線です。
施行者 | 東京都 |
延長 | 約1,610m |
幅員 | 16m |
車線数 | 2 |
事業施行期間 | 2021年2月9日~2030年3月31日 |
2021年2月9日現在 |
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写真等
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撮影位置はこの通りです。
![](https://urban-development.jp/wp-content/uploads/2021/04/01toutan-1.jpg)
狛江市と世田谷区の境界である喜多見中学校の角から先が事業区間となります。
現在の道路は写真のような2車線で、この先ずっとこのような道路が続いています。
この後ろ側、世田谷区方面については、東名高速道路付近までの区間が『東京における都市計画道路の整備方針(第四次事業化計画)』において優先整備路線に選定されています。ただし、今のところ事業認可はされていません。
また、世田谷区側については地下の水道管の関係から、大型貨物等の通行規制のほか、重量4t以上の規制もなされています。狛江市側については規制はありません。ただし、後述する写真⑦のバリケードがあるほか、この道に入ってきても通り抜けができないので、実質狛江市側も大型車などは通行できない状況です。
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このような道路が続きます。
歩道は両側に設置されていますが、歩道幅員はそれぞれ1m程度で、すれ違いも気を遣うほどの幅です。
説明会資料によると、道路拡幅後は歩道幅はそれぞれ3.5mとなります。(幅16mの標準的な幅員です)
東端~狛江二中付近までは北側に、狛江二中付近~西端までは両側に拡幅します。
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事業認可から1ヶ月ほどしか経過していないためか、取得済みの用地は見られませんでした。
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沿道には消防署も立地しています。
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特に説明するほどではありませんが、このような道路が続いています。
交通量は少なくも多くもない感じです。
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かつてはこの右後ろ側に狛江市消防団第3分団器具置場がありましたが、改築にともない少し入った場所に移転しています。跡地はコインパーキングになっています。
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世田谷通りと交差する交差点が事業区間の西端です。
この交差点にはバリケードとなるボラードが設置されています。車幅等の交通規制はありませんが、実質的に大きな車両は入ることができません。(※ただし水道局が設置した「積載重量4t以上の通行を禁じます」との看板はあります)
説明会資料によると、「ボラードの取り扱いについては、交通管理者や市等と協議してまいります」としています。
![](https://urban-development.jp/wp-content/uploads/2021/04/08setado.jpg)
この交差点は特殊な形の4差路となっています。
撮影日:2021年3月23日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
コメント
世田谷通りの渋滞を避けて世田谷、狛江間を抜けられる道なのと地域住民の安全の両面から、大型車が入れないよう、ボラードは残したままにしてほしいですね。
全線が広がるまではそのままの方がいいかもしれないですね。
全線完成後は、住宅地の道路に通過交通を流入させないためにも、幹線道路としての性格を持たせた方がいいと思います。