多摩市の多摩センター駅南側のレンガ坂(市道5-35歩線)で、今年の春ごろから行われている改修工事ですが、道路の半分以上を規制して工事が進められていました。
工事内容等は以前の記事を参照のこと。
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事業概要
この事業は完了しています。
多摩8・5・5号多摩センター西線は多摩市にある都市計画道路です。レンガ坂として親しまれている、自転車歩行者道です。
このうち、上記で示した区間では、改修工事が行われていました。
施行者 | 多摩市 |
事業施行期間 | 2020年3月12日~2023年7月31日 |
2023年3月23日現在 |
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写真等
![](https://urban-development.jp/wp-content/uploads/2022/06/01closs01.jpg)
6月5日現在、レンガ坂の全幅員のうち西側3/4程度を規制して工事が行われていました。街路樹も大方伐採されましたが、一部は残されています(当初の方針から転換)。
街路樹は最近では、千代田区で伐採に反対する団体の運動が、新聞報道等で取り上げられるなどしていますね。緑を残す、確かに重要なことではありますが、木にも寿命があるので老朽化すると倒れます。それで人物に被害が出ると瑕疵賠償問題となります。また、大きくなると剪定の費用も嵩みます。道路の近くに住む人にとっては落ち葉が大変、遠くに住む人にとっては憩いの場、この立場の違いもなかなか埋まりません。道路関係予算が増えないなかで、いかにして更新していくかは管理者にとっては大きな課題かもしれません。
ここに植わっているユリノキなんかはすぐ大きくなるし、倒れやすいし・・・
![](https://urban-development.jp/wp-content/uploads/2022/06/02closs02.jpg)
レンガ坂橋の橋面のレンガが剥がされているほか、側面のレンガも剥がされているようです。
炻器質レンガだったため、レンガの下はコンクリート層になっています。
更新後は型押しアスファルト(ストリートプリント)による舗装となります。基層はクラッシャラン等に置き換えるのか、気になるところではあります。
その型押しアスファルトですが、桜美林大学多摩アカデミーヒルズ前の広場に展示がされていました。
特にこれといった説明書きはありませんでしたが、こんなふうになります。すべり抵抗値が高く、炻器質レンガとは違って雨でも滑りにくくなっています。
ちょっと人工物っぽさがあります。劣化したらどんな風になるのか、私も設置から数年程度のものしか見たことが無いので気になるところではあります。
多摩中央公園内の図書館建設地
撮影日:2022年6月5日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。(0470)
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