
立川市と国立市の立川3・3・30号立川東大和線と国立3・3・15号中新田立川線のうち、事業化が計画されている矢川三丁目交差点~泉体育館駅付近間の現在のようすを見てきました。
道路概要(全体)
立川3・3・30号立川東大和線と国立3・3・15号中新田立川線のうち、泉体育館駅付近から矢川三丁目交差点に至る未整備区間では、道路を整備する事業が行われたり、計画されたりする箇所があります。
各区間の詳細については、下記からご覧ください。
①立川3・3・30号立川東大和線(泉体育館~都道145号)
②立川3・3・30号立川東大和線・国立3・3・15号中新田立川線(都道145号~さくら通り)
③国立3・3・15号中新田立川線(さくら通り~矢川三丁目交差点)
この道路は「調布保谷線(武蔵境通りなど)」、「府中清瀬線(新小金井街道)」、「府中所沢線・鎌倉街道線(新府中街道・鎌倉街道など)」、「八王子村山線(多摩大橋通り)」と並んで、「多摩南北主要5路線」のうちの1つに数えられています。
この枠内の情報は随時更新されます。記事本文の情報と枠内の情報に時間的差異が生じる場合があります。
2018年9月現在の状況
東京都では、北側の都道145号線145~泉体育館駅付近間の約2.5kmの事業着手に向けた準備を行っています。
このうち、事業着手の前に、JR中央線付近で都市計画変更を行うため、2016年(平成28年)12月に周辺住民向けに都市計画変更素案説明会が開かれた模様です。また、これと並行して2016年(平成28年)12月21日には、環境影響評価の対象となる立川市羽衣町二丁目~栄町四丁目間の環境影響評価調査計画書を提出しています。
都市計画変更は、現在の都市計画ではJR中央線をアンダーパスで交差し、立川3・2・10号線と国立3・4・8号線とも立体交差、立川3・2・10号線と支線で結ぶこととなっています。
JR中央線は連続立体交差事業により高架化されアンダーパスで交差する必要はないことから、道路を地表式に直し、支線を廃止、立川3・2・10号線と国立3・4・8号線とは平面交差とし、付近の幅員を28mにするものです。
(図を見た方が早い)
※JR中央線の連続立体化は1994年(平成6年)5月11日に決定済み。既に完成。
今後、何らかの動きがあるものと思われます。
写真等(泉体育館駅付近→立川通り)

※まだ着手していません。事業範囲等は今後確定することになるため、地図と異なる場合があります。
今回は北→南向きに撮影したので、その順番で掲載します。

撮影位置は上記地図の通り。
私はよくわかりませんが、この付近は多摩モノレールの事業に合わせて拡幅された模様です。
道路は青梅街道まで繋がり、途中玉川上水駅付近まで4車線(片側2車線)となっています。
ちなみに、この先のJR中央線などを越える数少ない立体交差の幹線道路である立川通りの立川立体に交通が集中し、慢性的な交通渋滞が発生しています。全然動かないこともしばしば。
この道路ができることで、立川駅付近を回避して南北の交通ができることに期待しています。20年……30年先かなぁ……?
この先の芋窪街道は現況2車線の道路となります。交通量もそれなりにある道路です。
この付近は道路東側数十メートルだけバスベイ用地や歩道用地として、既に拡幅部分が確保されている状態でした。
撮影日:2018年9月19日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
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