相模総合補給廠内の新設道路を見てきた

相模原駅北口から町田市側へ伸びる道路2017年(平成29年)4月22日土曜日開通したということで見てきました。

この道路は1949年(昭和24年)に米軍により接収され相模総合補給廠として運用されていた土地で、2014年(平成26年)9月に一部が返還され相模原市が道路として開通させたものです。今回開通した道路は南北道路と現在は呼ばれています。

区域の北側

開通区間の北側は、かつては直角に道路が折れ曲がっていましたが、丁字路に改良され信号機が設置されていました。開通した道路はここからほぼ直線的に相模原駅北口まで進みます。

交差点に架かる橋は、米軍基地内に以前よりあったものですが、高さがあまりないように感じました。

開通区間の中ほど。両脇には米軍基地が広がります。右側は共同使用としてレクリエーション施設等を検討しているようですが、まだ米軍による看板が設置されていました。

開通区間の道路は2車線で片側のみ歩道がありますが、これらは仮のものらしく、将来的には4車線自転車道ありのものを計画しているそうです。

相模原駅の北側では小さめの回転路が整備されていました。バス停などもいまのところなく、回転するだけのスペースになっています。

この道路ですが、以前より駅北口にあったロータリーや病院横の道には車道は一切接続されておらず、自転車や歩行者のみ通り抜けることができるようになっています。この構造に文句を言っている人も何人か見かけました。

将来的には、小田急多摩線を地下で唐木田~相模原~上溝と延伸し、JR横浜線を連続立体交差化、南北道路を4車線化した上でJR横浜線南側まで接続・・・という壮大な計画があるようですが、実現性はいかに・・・。

現在は、区域の東西道路の建設が進められています。この道路と南北道路が接続される場所では交差点用地として若干面積が広くなっていたりしました。

このほか、南北道路とその延長町田市方面にかけて新たな都市計画道路として都市計画決定する方針なほか、南多摩尾根幹線についても相模原市側へ延伸するために都市計画決定する方針です(第4次事業化計画内で明記)。

これまで市境を変更したり、橋の架け替えと拡幅を行ったり、多摩ニュータウン通りの延伸工事を行っているなど町田と相模原の両市で良い関係が築けているように見えるので、これからも両市で発展していったらいいなと思います。

撮影日:2017年5月6日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

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