多摩市を通る鎌倉街道のうち、BOOKOFF SUPER BAZAAR 多摩永山店前の交差点に右折レーンを設置する工事が完了し供用開始されました。
この工事は6月頃から行われていたもので、工事件名「路面補修工事(6南東の14)及び交差点改良工事(6南東-1)」で、日本道路株式会社東京支店が施工しました。
この交差点の鎌倉街道は、1970年代~80年代頃に多摩ニュータウン事業に伴い拡幅されましたが、拡幅当時から右折レーンは存在しませんでした。
とりわけブックオフ来店客による右折車両が多く、それらの車両が右側車線を塞ぐことで流れが悪くなることがありました。

右折レーンは、幅の広い中央分離帯を削って整備されました。このことから新たな用地の取得は行われていません。
当初設計では、関戸方面車線に薄層カラー舗装(滑り止め舗装)がされる設計となっていましたが、8月13日時点でそれらは施工されず工事も撤退しています。設計変更されたものと思われます。
工事についてはこちら

完成した右折レーンは、滞留長30m、シフト長30mで、ごく一般的な長さとなっています。見ている限りでは長さは十分足りていました。
信号機には右折矢印信号は設置されませんでしたが、前後の信号現示のタイミングで車が途切れることがあるので、ほとんど曲がり切れている様子でした。
中央分離帯がやや広く、右折待機車両は道路に対してやや横向きで待機することになるため、信号機が若干見えにくい位置にあります。


左が2018年、右が2025年8月です。スライダーを動かすと画像が切り替わります。
車で走るとこんな感じです。まぁ、普通です。
コメント
「中古車販売店のしわざ」
時々こういう小ネタを仕込んでくるのが面白いです(笑)
動画の23秒辺りの二台目の白い車、こういう見切り発車は止めてもらいたいものです…
しかも、元…が目の前にある、という立地。パンチ効いてますね。
町田方面から走ると長い登りを抜けて市場前で尾根を抜け、そこから緩やかに下って加速していく中での右折車渋滞ゾーンなので、慌てて車線変更するクルマが錯綜することも多く、危ないなぁ…と思いながら通っていました。解決されるのは有難いです。
ここの真の価値は永山地区住人しか分からないか…
まあ地道な改良実施という事で
自分に縁がある改良については高架橋がようやく出来たレベルだからなぁ
右折レーン設置前「東京日産」だったのが設置後「日産東京」になってる。
ほぼ同じ画角で撮影するのは凄い技ですね。
あと、都内には珍しく車道外側線が引いてあるのも興味深いです。
ざっくり撮影しておいて、あとからパソコンで合わせてトリミングしているので、場所と向きだけ合わせておけばそんなに難しくはないです。
外側線については多摩ニュータウン内の道路では多いイメージがあります。