町田市~相模原市にかけて事業が行われる予定の町田3・3・50号小山宮下線・相模原3・5・3号宮下横山台線の様子を見てきました。
この道路は町田街道を終点に止まっている南多摩尾根幹線道路の相模原方面の延伸部分にあたります。

事業概要
上記で示した区間では道路を新設する事業が行われています。
町田市側の都市計画道路名称は町田3・3・50号小山宮下線、相模原市側の都市計画道路名称は相模原3・5・3号宮下横山台線です。
事業延長は約550m(東京都約210m、相模原市約340m)で、幅員は28mで、4車線となる計画です。ただし、相模原市側で接続する既存道路が2車線のため、事業区間南側では2車線に絞られる計画です。
東京都側は東京都が、相模原市側は相模原市が施行者です。
相模原市の相模原市大規模事業評価調書によれば、事業実施後の予測交通量は18,400 台/日と見込まれています。
基本データ
施行者 | 東京都・相模原市 |
延長 | 約550m(東京都約210m、相模原市約340m) |
幅員 | 28m |
車線数 | 4 |
事業施行期間 | 東京都側:2021年3月5日~2028年3月31日 相模原市側:2021年3月30日~2028年3月31日 |
2021年3月30日現在 |
都市計画決定に至るまで
東京における都市計画道路の整備方針(第四次事業化計画)より抜粋
この部分にはもともと都市計画道路は存在しませんでした。
2016年(平成28年)に策定された『東京における都市計画道路の整備方針(第四次事業化計画)』において、神奈川県(相模原市方面)との連携強化として、新しい都市計画道路の検討がなされました。
相模原市においても、2017年(平成29年)に改定された『相模原市新道路整備計画(改定版)』において優先整備箇所に位置付けられました。
その後、東京都、相模原市で手続きが進められ、どちら側も2018年6月18日に都市計画決定されました。東京都側は町田3・3・50号小山宮下線を新設する形で、相模原市側は相模原3・5・3号宮下横山台線を延伸する形です。
最近の発注状況(東京都側)
工事 | ||
---|---|---|
発注年度 | 工事名称 | 受注者 |
未発注 |
委託 | ||
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発注年度 | 委託名称 | 受注者 |
※これ以前は情報収集していません | ||
2018年度 | 道路基本設計(30南東-小山町) | 株式会社東京建設コンサルタント |
2019年度 | 交通量推計委託(31南東-小山町)外1路線 | 株式会社ライテック |
2020年度 | 道路及び橋梁予備修正設計(2南東-小山町) | 株式会社東京建設コンサルタント |
2022年度 | 道路及び橋梁予備補足設計(4南東-小山町) | 株式会社東京建設コンサルタント |
2022年度 | 道路整備効果検討委託(4南東-小山町)その2 | 株式会社ライテック |
2022年度 | 電線共同溝予備設計(4南東-小山町) | 株式会社間瀬コンサルタント |
2023年度 | 道路予備補足設計(5南東-小山町) | 株式会社東京建設コンサルタント |
2024年度 | 道路予備修正設計(6南東-小山町) | 株式会社東京建設コンサルタント |
最近の発注状況(相模原市側)
相模原市側は情報収集していません。
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ようす

撮影位置はこの通りです。
国道16号16方面は2車線で供用されています。
この付近は相模原の軍都計画によって土地区画整理が行われた場所で、長方形に区画された街並みが続きます。この道路もそれによって整備されたようです。
なお、この道路も多車線化が検討されているはずですが、いまはどうなったのだろうか?

こちらは4車線の道路が続いています。ちなみに写真の部分は2014年11月9日に開通しました。
しばらく進むと暫定2車線区間となりますが、現在東京都が4車線化する事業を進めています。
南多摩尾根幹線についてはこちら


交差する町田街道も拡幅工事が進められています。
撮影日:2019年5月11日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
コメント
橋本にリニア新幹線新駅が出来るに当たりモノレール構想があるやに聴いた
のですがその辺りの進捗状況は如何でしょうか⁉️
そんな構想ないです。