多摩3・1・6号南多摩尾根幹線とは、多摩川の多摩川原橋から、稲城市、多摩市、八王子市、町田市を通って町田街道交点に至る、延長約16,530mの都市計画道路です。
名称 | 多摩3・1・6号南多摩尾根幹線 |
起点 | 調布市多摩川三丁目 |
終点 | 町田市小山町 |
延長 | 約16,530m(2021年3月4日まで約16,620m) |
標準幅員 | 43m |
ほとんどの区間が多摩ニュータウン事業に伴い整備されましたが、一部区間では未整備または暫定2車線での整備に留まりました。
現在は、平面構造での4車線化に向け、上記の区間に分けて事業が行われています。それぞれの区間については下記よりご覧ください。
南多摩尾根幹線(稲城福祉センター入口交差点~多摩東公園交差点間)
南多摩尾根幹線(多摩東公園~多摩市総合福祉センター前間)
南多摩尾根幹線(唐木田工区)
これまでの簡単な流れ
南多摩尾根幹線の整備は、多摩ニュータウン事業に伴い行われましたが、一部区間を除いて暫定2車線または未整備となりました。
2015年2月に東京都が『南多摩尾根幹線の整備方針』を策定し以下のような方針が示されました。
- 渋滞の緩和、広域的な幹線道路の機能確保のため、全線4車線とする。
- 沿道のアクセスやまちづくりとの一体性などから平面構造とする。
- 現在の道路用地を有効活用し、沿道環境に配慮した道路形態とする。
- 多摩市及び稲城市の市境付近はトンネル構造とし、保全地域に配慮したルートの検討を行う。
南多摩尾根幹線の歴史・現況・今後について
「南多摩尾根幹線の整備方針」を策定 平面4車線化へはずみ
この結果、これまで掘割式だった区間を平面構造に都市計画変更をすることとなりました。
ただし、唐木田より西の区間はもともと平面構造で都市計画決定していたため、未完成だった唐木田区間は2017年に工事に着手し、2019年4月下旬ごろに車道の4車線化が完了しました。
唐木田より東の区間は掘割式で都市計画決定されていたため、環境アセスメントの手続きとともに都市計画変更の手続きが必要となりました。
多摩東公園交差点~多摩市総合福祉センター前交差点については、2017年9月14日に計画段階環境影響評価手続きを開始し、都市計画変更の手続きと環境影響評価の手続きを進め、2019年3月6日に都市計画変更が完了しました。さらに、2020年2月20日に事業認可されました。
稲城福祉センター入口交差点~多摩東公園交差点については、2019年5月30日に計画段階環境影響評価手続きを開始し、都市計画変更の手続きと環境影響評価の手続きを進め、2021年3月4日に都市計画変更が完了しました。さらに、2021年7月30日に事業認可されました。