稲城市で事業が行われている多摩3・4・12号読売ランド線の進捗状況を見て来ました。
トンネルの北側で雨水管の整備工事が進められていました。2026年3月25日には、多摩7・4・5号東長沼矢野口線が開通し接続予定で、信号機等の設置が済んでいます。

事業概要

多摩3・4・12号読売ランド線は稲城市で事業中の都市計画道路です。
京王相模原線交点付近~「グランドパーク京王よみうりランド」付近までは東京都が、それ以南は南山東部土地区画整理組合が施行しています。
東京都施行区間についても、稲城市に施行を委託しています。

基本データ
| 東京都施行区間の概要 | |
| 施行者 | 東京都(稲城市に委託) |
| 延長 | 550m |
| 幅員 | 16~18m |
| 事業期間 | 2016年2月26日~2032年3月31日 |
| 2026年2月17日現在 | |
用地取得率の推移
※データ出典は各点にカーソルに合わせた際に表示します。
※取得できたデータのみ表示しています。
※市議会答弁は日付の言及があるものはその日付、ないものは発言日時点
事業者サイト
| 南山東部土地区画整理組合施行区間の概要 | |
| 南山東部土地区画整理事業のページをご覧ください。 |
最近の発注状況
| 工事 | |||
|---|---|---|---|
| 発注年度 | 工事名称 | 受注者 | 当初契約額(税抜) |
| 2021年度 | 多3・4・12号読売ランド線道路改良等工事(その1) | 南進開発株式会社 | 50,500,000円 |
| 2021年度 | 多3・4・12号読売ランド線汚水管整備工事 | 南進開発株式会社 | 48,000,000円 |
| 2022年度 | 多3・4・12号読売ランド線汚水管整備工事その2 | 南進開発株式会社 | 8,600,000円 |
| 2022年度 | 多3・4・12号読売ランド線道路改良等工事(その2) | 南進開発株式会社 | 9,500,000円 |
| 2023年度 | 多3・4・12号読売ランド線汚水管整備工事その3 | 南進開発株式会社 | 11,500,000円 |
| 2023年度 | 多3・4・12号読売ランド線道路改良等工事(その4) | 南進開発株式会社 | 26,300,000円 |
| 2024年度 | 多3・4・12号読売ランド線道路改良等工事(その5) | 南進開発株式会社 | 82,000,000円 |
| 2024年度 | 多3・4・12号読売ランド線道路改良等工事(その6) | 南進開発株式会社 | 65,290,000円 |
| 2025年度 | 多3・4・12号読売ランド線道路改良等工事(その7) | 南進開発株式会社 | 21,514,000円 |
| 2025年度 | 多3・4・12号読売ランド線雨水管整備工事 | 南進開発株式会社 | 24,835,000円 |
| 委託 | |||
|---|---|---|---|
| 発注年度 | 委託名称 | 受注者 | 当初契約額(税込) |
| ※これ以前はすべてを情報収集していません | |||
| 2020年度 | 多3・4・12号読売ランド線下水道(汚水)詳細設計委託 | 地水開発株式会社 | 5,930,000円 |
| 2020年度 | 多3・4・12号読売ランド線道路擁壁詳細修正設計等委託 | 株式会社スタッド | 2,030,000円 |
| 2021年度 | 多3・4・12号読売ランド線道路擁壁設計委託 | 株式会社スタッド | 3,650,000円 |
この枠内の情報は随時更新されます。記事本文の情報と枠内の情報に時間的差異が生じる場合があります。
進捗状況

撮影位置はこの通りです。(周辺のGoogleマップ)

東京都が施行し、稲城市が事業を受託している区間の南側の、稲城よみうりランド坂トンネルの出入口付近です。
この付近は、旧道路の線形に沿うような形で、蛇行した道路となっていますが、将来的には大きく外側に膨らんだカーブに線形改良する計画で、既に用地の確保は行われています。
現在、その確保した用地箇所で雨水管の整備工事が進められています。
| 工事内容 | |
|---|---|
| 工事件名 | 多3・4・12号読売ランド線雨水管整備工事 |
| 施工者 | 南進開発株式会社 |
| 工事期間 | 2026年2月27日まで(3月1日撮影) |
| 工事概要 | 鉄筋コンクリート管布設工(φ800)32.6m 鉄筋コンクリート管布設工(φ900)20.5m 組立2号人孔1箇所 組立3号人孔1箇所 仮設工1式 |
稲城市の下水道課が発注する工事です。
稲城市の市議会録(2025年4月16日建設環境委員会)によると、多摩3・4・12号読売ランド線の整備に合わせ、雨水管を新設するもので、2箇年の計画で、推進工法約127m、開削工法約65mを施工するものとしています。
昨年は雨水管工事をしていなかったはずですから、おそらく1年目と思われ、今回はそのうちの開削工法の工事を施工している模様です。
なお、この路線の工事は、道路工事、下水道工事どちらも、すべて南進開発株式会社が受注しています。

そのほかの区域は、これまで写真③付近を中心に施工がされてきており、その他の部分はあまり進んでいません。
設計委託なども進められていますが、毎年数千万円程度の比較的安価な工事を1件~2件程度発注している状況です。
もっとガッツリ発注できる状況にも見えますが、委託側の東京都の事情もあるかもしれませんが、稲城市内にはそこまで大きな土木会社がないため、市内業者に受注させるためにも小分けにしているんですかね。

南山東部土地区画整理事業で整備中の多摩7・4・5号東長沼矢野口線接続部分は、切回し道路の撤去が完了し、東長沼矢野口線が接続されています。読売ランド線側は、歩道などの本格的な整備は間に合ってはいないものの、右折レーンの設置(開通まで封鎖中)が行われたほか、警察発注の信号機の設置工事などが既に行われています。
東長沼矢野口線は、2026年3月25日11時頃開通予定です。

その東長沼矢野口線も、舗装工事がほとんど完了している様子で、区画線の設置などを残すのみとなっています。
この路線については、開通後に改めて状況をお伝えする予定です。


事業区間北側も、これまで下水道工事などが行われてきましたが、依然として道路としては未整備の状態です。
用地の取得率は、2025年3月の市議会答弁時点で93%に達しています。
用地取得は進んでいるものの、この発注ペースだと何年掛かるのやらという状況です。もう少しギアを上げていくことを期待しています。
撮影日:2026年3月1日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。



コメント