小金井市で事業が行われている小金井3・4・11号府中東小金井線(JR中央線~北大通り間)の進捗状況を見てきました。
2006年より東京都が事業を行っているもので、道路を拡幅するものです。JR中央線付近については、JR中央線の連続立体交差事業に合わせて既に拡幅されています。
事業概要
小金井3・4・11号府中東小金井線は小金井市東町五丁目から小金井市緑町二丁目に至る延長約2,690mの都市計画道路です。このうち、JR中央線付近~北大通りまでの区間では道路を拡幅する事業を行っています。(事業区域の一部に小金井3・4・16号東小金井駅北口東西線が含まれます)
施行者は東京都で、事業認可は2006年11月29日です。事業延長は約420mで、幅員18mの道路となる計画です。
基本データ
施行者 | 東京都 |
延長 | 約420m |
幅員 | 18m |
事業施行期間 | 2006年9月27日~2028年3月31日 |
2024年3月15日現在 |
最近の発注状況
工事 | ||
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発注年度 | 工事名称 | 受注者 |
※これ以前は情報収集していません | ||
2022年度 | 街路築造工事のうち排水管設置工事(4北南-小金井3・4・11梶野町)その2 | 株式会社フジマサ |
2022年度 | 街路築造工事及び電線共同溝設置工事(4北南-小金井3・4・11梶野町) | 株式会社ティーディーイー |
2024年度 | 街路築造工事及び電線共同溝設置工事(6北南-小金井3・4・11梶野町外1路線) | 株式会社ティーディーイー |
委託 | ||
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発注年度 | 委託名称 | 受注者 |
※これ以前は情報収集していません | ||
2022年度 | 道路詳細修正設計及び電線共同溝詳細修正設計(4北南-小金井3・4・11梶野町) | 株式会社高島テクノロジーセンター |
2023年度 | 道路詳細修正設計及び電線共同溝詳細修正設計(5北南-小金井3・4・11梶野町) | 株式会社高島テクノロジーセンター |
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写真等
撮影位置はこの通りです。
東大通りと交わる小金井三小角交差点から南側は用地取得が進んでいます。
用地取得済みの用地は暫定的に歩行者通路として開放されている場所がありますが、朝の登下校時間帯は大学へ登校する学生などで込み合うこともあります。
中間付近ではまだ用地取得がされていない区域があります。
東京都のサイトによると、2020年4月1日現在の用地取得率は92%とのことです。
緑町一丁目交差点から南側は整備が進んでいます。
かつては南向きの一方通行だったこの道路も、JR中央線の連続立体交差事業に合わせて整備され、踏切も解消されています。
植栽等の工事はまだ行われるはずです。
撮影日:2021年2月12日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
コメント
初めまして、コメント失礼します。
記事とは若干異なるコメントになってしまいますが、真剣に悩んでいるので御回答願います。
府中市の3.4.12という都市計画優先道路の付近に土地購入を検討しています。ハウスメーカーも事前に都市整備部計画課に確認し、現段階の計画道路の路線図をもらいましたが、ギリギリかかっていませんでした。検討中の土地から凡そ10m南にある私道よりかかっていました。
この場合、間違いなく土地にかかることはないでしょうか?後から都市計画道路がズレたり経路が微妙に変更になったりするものでしょうか?
土地の契約日が近いため不安となりコメントさせていただきました。
責任を持てないので回答できません。
おそらく有資格者が重要事項説明をされていると思います。
以下は一般論として申し上げす。責任は負いかねます。
土地が計画道路と重なるかどうかは、事業化にあたり用地測量をしてからわかります。府中3・4・12号についてはまだ用地測量を行ったという情報は聞いておりません。
現在の計画線では重なっていなくても、事業化前に都市計画変更を行い、幅員を広げる可能性もありますし、計画線以外の土地を買収する可能性もあります。また、都市計画道路を整備するにあたり、計画道路以外でも関連街路を整備する可能性もあります。
(例として、小平3・4・10号など)
特に、西武多摩川線と交差する付近は幅員20.5mとして計画されていますが、鉄道と立体交差する際、この幅員では足りない気がします。
道路開通後に都市計画が変更となる可能性があります。
特に用途地域が変更となる可能性があります。仮に現在は戸建て住宅等しか建てられない「第一種低層住居専用地域」であったとしても、沿道にマンションなどが立てられるように、より緩い用途地域に変更となる可能性があります。そうした場合、住環境が変化する可能性があります。
また、地区計画を策定する可能性があります。地区計画では、土地の最低面積や建物の用途、色などが決められることがあります。
(これは例が多数あります)
以上は可能性があるだけであり、ない可能性もあります。
様々な事情を考慮の上、検討なさってはいかがでしょうか。
責任は負いかねます。
早々のご返信誠にありがとうございます。
→おそらく有資格者が重要事項説明をされていると思います。
これは土地を購入する際、事前に説明を受けるという認識でよろしかったでしょうか?
→現在の計画線では重なっていなくても、事業化前に都市計画変更を行い、幅員を広げる可能性もありますし、計画線以外の土地を買収する可能性もあります。また、都市計画道路を整備するにあたり、計画道路以外でも関連街路を整備する可能性もあります。
(例として、小平3・4・10号など)
小平3.4.10号は都市計画を変更し、当初の計画より幅員を広げたのでしょうか?または、関連街路の整備にあたり買収する土地が増えた(街路含め幅員が広くなった)のでしょうか?
用途地域や地区計画の変更については特に気にしていないのですが、幅員が広くなって折角購入した土地が計画道路にかかってしまうのは残念でなりません。
一応、ハウスメーカーさんは計画道路が計画より広くなったり経路がずれたりする事はほとんどないと言ってくれていたのですが、やはり心配です。。
重要事項説明、重要事項説明書は契約までの間に行うことになっていたと思います。
小平3・4・10号は、アンダーパス予定地の幅員を広げる計画変更を行いました。(参考)
同様の例として、町田市の相原駅付近の大戸踏切を立体化するにあたり、幅員を広げる計画変更をした例もあります。(参考)町田の場合は、逆に計画を廃止する決定もしています(町3・4・48が廃止)。
ハウスメーカーさんが仰るように、変更することはほとんどないのですが、することもあるので、このあたりは本当に何とも言えません。