豊島区で行われている都市計画道路事業補助第81号線(東池袋)の進捗状況を見てきました。
2017年12月以来の訪問です。
事業概要
補助第81号線は豊島区池袋東三丁目から北区西ヶ原一丁目に至る延長3,520mの都市計画道路です。このうち上記で示す区間では道路を新設する事業が行われています。
区間は日出通りから春日通りに至る約610mで、幅員は25mとなり、中央に東京さくらトラム(都電荒川線)を配置し、両側に片側1車線の車道を設ける計画です。
事業認可は2005年11月16日で東京都が事業を行っています。周辺は木造賃貸住宅が密集している地域で狭隘な道路も多く、道路整備と一体的に沿道街づくりを進めることとしていて、都市整備局の第二市街地整備事務所が管轄しています。
施行者 | 東京都 |
延長 | 約610m |
幅員 | 25m |
事業施行期間 | 2005年11月16日~2025年3月31日 |
2020年5月27日現在 |
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掲示されていたお知らせ
写真等
撮影位置はこの通りです。
春日通り254から南に事業区間があります。
用地取得は(ほぼ?)100%です。ただし、前回来た時と、全体的にほとんど変化はありません。
この付近は木造住宅が密集している地域で、再開発の動きがあります。既に沿道で市街地再開発事業が行われた地区もあり、高層のビルが建っています。
坂下通り周辺では東京さくらトラム(都電荒川線)の軌道が完成しています。(2017年12月当時もほぼ同じ状況)
写真左側の建物は東池袋五丁目地区第一種市街地再開発事業によって建設されたものです。2017年12月当時はまだ建設中で、基礎付近の工事を行っていました。
現在行われている工事です。
この付近では3月22日までの予定で軌道緑化工事が行われています。
夏に来たら青々した軌道が見られるかもしれません。
写真の左側には補助第176号線が事業中で工事が行われていました。補助第176号線については別記事で扱います。
補助第176号線
こちらもあまり変わっていないな…という印象です。
軌道線とはいえ、鉄道ですから完成まで時間を要するのかなぁと予想します。
軌道の両脇に用地が取得されています。
ここが東池袋地区の事業南端です。これより南側は別に事業が行われています。
写真左側では東池袋四丁目2番街地区第一種市街地再開発事業が行われています。(補助第81号線とは直接的には関係ないが、まちづくりで関連した事業)
2017年12月にはまだコインパーキングがあった場所です。野村不動産のプレスリリースによると、2019年2月12日に着工したらしく、2022年の竣工を目指しています。
「東池袋四丁目2番街区地区第一種市街地再開発事業」 着工のお知らせ
市街地再開発事業に伴い、有楽町線東池袋駅の通路が一部閉鎖されているので注意が必要です。
撮影日:2019年3月7日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
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