日野橋復旧工事 瀬替えが概ね完了し まもなく橋桁撤去に着手

2019年の台風19号で被災した多摩川日野橋ですが、現在応急復旧工事が進められています。

2月4日現在、多摩川の流れを変える瀬替えの工事が概ね完了していました。

日野橋では、台風19号の影響で、P5橋脚(立川側から5番目の橋脚)が約70cm沈下し、橋梁に段差が生じた影響で、10月13日4時50分から通行止めが続いています。

工事は多摩川の流れを変えたあと(瀬替え)、P5橋脚柱部を撤去し、P4~P6橋脚間に長い橋桁を設置する手順となる見込みです。

今年の梅雨前にも復旧し、通行止めを解除する見込みとなっています。

2020年2月4日現在、瀬替えの工事は概ね完了し、2月中に被災橋桁の撤去が始まる見込みです。

看板

西松建設株式会社により、日野橋応急復旧工事(その1)(緊急施行)が行われています。

エム・エム ブリッジ株式会社により、日野橋応急復旧工事(その2)(緊急施行)が行われています。エム・エム ブリッジは橋梁の企業です。

写真等

瀬替えの状況

上流の立日橋より眺める

川の流れ(澪筋)が右岸側に替えられています。

日野橋下流側の状況

下流側も広く埋め立てられています。

左岸側(立川市側)の状況

左岸側 日野橋上流側

左岸側には工事ヤードが設けられました。2月4日現在も造成が少々行われていました。

ヤード内は立ち入り禁止となっています。

左岸側ヤード内

左岸側ヤード内には2月初旬ごろよりクローラークレーンが配備されました。SCX3500-3という型式のようです。

ヤード内には鉄板が敷かれ、今後橋桁の撤去作業が進むと思われます。

ヤードへ降りる取付道路

左岸川堤防からヤードへ降りる臨時の取付道路も設置されていました。関係者以外は立入禁止です。

また、河川内には左岸と右岸を繋ぐ工事用通路も設置されています。

右岸側(日野市側)の状況

右岸側ヤード

右岸側では、根固めに使用すると思われる型枠が用意されていました。

橋の状況

左岸側から見た橋上

橋上には工事の事務所等が設置されています。通行できません。

こちら側から見た限りでは橋は手付かずに見えました。

右岸側から見た橋上

こちら側からは橋面舗装関係の工事をやっているように見えましたが、実際何をやっているのかは確認できませんでした。

右側には東京都建設局の車両が停まっているのが見えます。

撮影日:2020年2月4日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

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