日野バイパス延伸部 進捗状況2017年3月

日野市~高尾山で行われている国道20号線のバイパス建設工事のうち、日野市川辺堀之内~西平山間日野3・3・2号東京八王子線日野バイパス(延伸)の進捗を見てきました。

日野バイパスから分岐して、浅川の左岸を沿うように西へ進む道路です。この記事では西側から東側にかけて写真を貼り付けていきます。

日野市八王子市では国道20号20(現道)のバイパスとして、日野バイパス(延伸)日野バイパス(延伸)Ⅱ期の事業が行われています。

施行者は国で、日野バイパス(延伸)は2005年度から、日野バイパス(延伸)Ⅱ期は2017年度から事業が行われています。

なお、沿線では日野市および土地区画整理組合により土地区画整理事業が行われています。土地区画整理事業の施行区域では同事業によって用地を捻出する予定です。

ちなみに、都市計画道路名称は日野3・3・2号東京八王子線八王子3・3・2号東京八王子線です。

日野バイパス(延伸)
施行者
延長約3.8km
幅員28~48m
事業化2005年度
2020年5月6日現在
日野バイパス(延伸)Ⅱ期
施行者
延長約1.5km
幅員28~60m
事業化2017年度
2020年5月6日現在

日野バイパス(延伸)Ⅱ期の西側では、別に八王子南バイパスの事業が行われています。八王子南バイパスについては下記をご覧ください。


この枠内の情報は随時更新されます。記事本分の情報と枠内の情報に時間的差異が生じる場合があります。

延伸部(Ⅰ期)の西の端では、埋蔵文化財発掘調査を行っていました。工事に着手する前の調査です。工事看板の工期を見ると平成30年(2018年)3月までとなっているので、少なくともあと1年は続けられるのでしょう。

この先西側は、日野バイパス(延伸)Ⅱ期として事業が進められる予定で、国土交通省相武国道事務所の平成29年度事業計画によると、新規事業として予算が組まれています。(東京都が早期着手を求めていた。)

発掘調査中の土地の隣は市道が拡幅されていました。暫定的な整備だと思いますが、将来は右側のフェンスで囲まれた部分も含めて国道となるようです。

このうち、都道155号平山通りとの交差部分では、3月20日に道路の形状が変更され、平山通りまで直線的に通行できるようになりました。

JR豊田駅の南側では西平山土地区画整理事業豊田南土地区画整理事業東豊田土地区画整理事業が施行中で、ともに面的な整備が進められています。

今回開通した将来の日野バイパス部分以外にも、この春には駅南口広場や市道など道路の形状が変更されています。

この将来の日野バイパス延伸部の開通部分も暫定的な整備なようです。

豊田南土地区画整理事業では、将来の日野バイパス延伸部は巨大な中央分離帯のようにして道路が暫定的に整備されています。ここは10年ほど景色が変わっていないように思えますが。

また、将来の国道開通を見越してか沿道では商業施設の出店が進んでいるようです。

川辺堀之内地区

東豊田土地区画整理事業の東側、都道159号線沿いです。ここから直線的に道路ができる予定です。この先数百メートルは土地区画整理事業は行われていません。

この付近でも発掘調査が行われていました。この付近は浅川による河岸段丘が発達していて、将来の日野バイパス延伸部は崖線の下側を進むようになります。

日野市川辺堀之内地区では日野市川辺堀之内土地区画整理事業が施行中で、これにより用地確保が進んでいます。

しばらく進むと日野バイパスと合流します。日野バイパスは2007年に開通し、今年で開通から10年でした。立川市を経由する甲州街道が都道に降格するなどし、現在では日野バイパスは府中から八王子に抜ける下道のメインルートとなっているようです。

日野バイパスと合流する「坂下交差点」付近では、道路の幅が若干広くなっています。将来、立体交差になるのか、平面交差になるのか、インターネットで調べましたが詳しいことはわからず、どうなるのか気になります。

 

撮影日:2017年3月25日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

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