東久留米市の東村山3・4・5号久留米東村山線(柳窪付近)が10月11日11時頃交通開放しました。
この道路は約290mの区間に幅員16mの道路を建設するものです。
みちづくり・まちづくりパートナー事業として都道を東久留米市が施行者となり整備しました。開通は2018年10月11日午前11時ごろで、式典などは行われませんでした。
※みちづくり・まちづくりパートナー事業
用地や大規模構造物等の費用を東京都が負担し、設計やその他工事費用を自治体が負担することで、自治体と東京都が協力して都道を整備するもの。
なお、東村山市方面は現在も工事が続けられているため、暫定的な接続となっています(後述)。東村山市区間は後日別記事にて掲載します。
事業概要
この事業は完了しています。
東久留米市柳窪の上記で示す区間では道路を新設する事業が行われていました。都市計画道路名称は東村山3・4・5号久留米東村山線です。
延長は約290m、幅員は16mです。
この道路はみちづくり・まちづくりパートナー事業での施行となっていて、施行者は東久留米市です。2011年(平成23年)9月30日に都道129号東村山東久留米線に編入されています(都告示第1417号)。
2018年10月11日午前11時ごろ交通開放されました。
施行者 | 東久留米市 |
延長 | 約290m |
幅員 | 16m |
事業施行期間 | 2009年度~ |
事業 | みちづくり・まちづくりパートナー事業 |
交通開放 | 2018年10月11日11時頃 |
2020年5月25日現在 |
この枠内の情報は随時更新されます。記事本文の情報と枠内の情報に時間的差異が生じる場合があります。
写真等
撮影位置は上図の通り。
周辺道路には交通開放を知らせる案内が掲示されていました。
区間東側で滝山中央通りに接続している箇所です。
もともと折れ曲がるようににカーブしていた場所で、本来ならばまっすぐに接続する場所ですが、前述の通り東村山市方面が工事中で通り抜けられないことから、暫定的な接続方法となっています。
こんな感じです。置きガードレールによって仕切られています。
正面の道路が新しく開通した道路です。
現時点では、新しい道路の方が「止まれ」となっていて、大型貨物自動車等通行止めの規制となっていました。
反対側から見るとこんな感じです。
ちなみに、この道をまっすぐ行くと滝山団地に行きつきます。
見える先までが交通開放区間です。
幅員は16m、両側に歩道が設けられていて、植栽も施されています。
車道は2車線で、自転車マーカーが標示されました。
区間のちょうど中間付近で黒目川と交わり、その付近に押しボタン式横断用信号機が設置されました。
黒目川の遊歩道と交わる場所であり、小学校が隣接しています。
信号機を含め街灯ポールも黒色系が採用されています。都内では最近この傾向がありますね。また、信号機は直径250mmのものが採用されています。
押しボタンは触れるタイプが採用されています。同様のものは最近、南町田駅付近でも見ました。
黒目川を横断する箇所は橋梁となっていました。橋長よりも幅の方が広い橋です。
橋の高欄(欄干)は黒色系となっていて、歩道と車道の間にも防護柵が設置されています。
ちなみに、黒目川はこんな感じです。道路工事に合わせて少しだけ整備されたのかな?
まだ通り抜けられないこと、開通から数時間しかたっていなかったこともあって、交通量は僅少でした。
既に書いたように、東久留米市が施行者となって整備した都道です。横断防止柵は東京都仕様のものが設置されていました。
市議会議員のSNSによると、整備費14億円のうち、東久留米市負担は2億円とのことです。
都道としては2011年9月30日に(都道の)道路区域に編入されていますが、現在は東久留米市が管理をしているようです。管理番号も「みちまち(番号)」と、特殊仕様になっていました。
いずれ東京都に管理も移管されると思いますが、その時は並行する狭い現道も市道格下げになるのかな?
歩道はこんな感じで、縁石はセミフラット型となっています。
既に書きましたが、電線類の地中化のため電線共同溝が設置されています。
今回開通した西側の区間は恩多柳窪土地区画整理事業によって整備され、1985年に交通開放されました。
この道路も既に都道認定されていますが、現在は市が管理しています。舗装などが痛んでおり、市議会録などによると、今後都に引き渡す際に協議するとしています。
更に西側は現在も東村山市が用地取得・工事を行っています。この区間については別記事にて掲載します。
撮影日:2018年10月11日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
コメント