③寺田地区
寺田地区でこのような工事が行われていました。
切土・寺田跨道橋上部工事
ゆりのき台と大船町を挟むトヨタ東京自動車学校南側の山では、引き続き掘削工事が続けられています。
写真手前側、ゆりのき台直下をトンネルで抜ける館第一トンネル(仮称)のうち、シールドトンネルに続く函渠工事は完了した模様です。将来的には函渠内を本線が通り、側道部はトンネル上部に来る予定です。現在のところ埋め戻しはされていません。
掘削工事は、「R5国道20号八王子南BP寺田地区改良その20工事」で、2024年12月10日までの予定で、共立建設株式会社が施工しています。
掘削箇所では、もともとの里道機能維持のため、跨道橋建設工事が行われています。
工事件名は、「R5国道20号八王子南BP寺田跨道橋上部工事」で、2025年3月31日までの予定で、株式会社富士ピー・エスが施工しています。
跨道橋工事はすでに上部工が立ち上がっていて、現在は高欄部の施工などを行っているように見えます。
なお、この跨道橋は入札不調に伴い不落随契で業者決定をした経緯があります。館町でも同様の跨道橋建設が予定されていましたが、不調のまま再発注がされていません。
大船寺田高架橋
市道横山32号線、めじろ台グリーンヒル通り、都道506号などを跨ぐ大船寺田高架橋は、赤色で示した工事が行われています。青色で示した工事は現場未着手です。
前回と比較すると、「その2」工事が現場着手し形になってきています。
上部その2工事
工事件名は、「R4国道20号八王子南BP大船寺田高架橋上部その2工事」で、2025年3月31日までの予定で、日本ファブテック株式会社が施工しています。
P13・P14・P15橋脚の躯体及びP13~A2橋台間桁製作・架設などを行うものです。
橋脚及び桁は鋼製で、現場打設コンクリート橋とは異なり、工場で製作し現場で組み立てるため、現場着手から形になるまで早いです。
工事の進捗に合わせて特定日限定で周辺一部道路が夜間通行止めになっており、10月も何度か通行止めが予定されています。
P13~P15橋脚の躯体も鋼製で、同工事で施工がされています。
上部その3工事
P5~P13橋脚間では、上部工事が行われているはずです。
工事の看板を見落としていたかもしれませんが、どう見ても施工中に見えます。
工事件名は、「R4国道20号八王子南BP大船寺田高架橋上部その3工事」で、施工しているなら株式会社IHIインフラ建設が施工しているはずです。
上部では壁高欄などの施工をしているように見えましたが、土曜日のためか作業はしていませんでした。
この先の部分は「その1工事」で橋を架ける予定ですが、現在のところ現場未着手です。次に書く下部工が完了していないため入れないものと思われます。
下部その8工事
P3橋脚・P4橋脚では、橋脚のフーチング部分を施工する工事が行われています。
工事件名は「R4国道20号八王子南BP大船寺田高架橋下部その8工事」で、2024年12月27日までの予定で、株式会社新井組が施工しています。
フーチングは道路予定地に横たわるように地中に建設されるため、現道を切替えながら施工している状況で、現在も地中で工事を行っていました。
切回し工事
写真③~⑦の間では、現道を切回す工事が実施されました。
工事件名は「R5国道20号BP改良舗装工事」で、2024年9月30日までの予定で、株式会社竹中道路が施工しています。
この工事は八王子南バイパスと日野バイパス(延伸)のこまごました工事や、除草などの維持工事をまとめた工事です。
2015年3月に暫定開通したこの区間は、高架橋下部工事に伴い2022年1月頃に車道を北側に寄せる切回しが実施されました。今度は南側に寄せる切回しが行われています。これにより、南側歩道は通行止めになっています。
なお、当ブログにいただいた情報によると、8月1日に切回しを行ったようです。
切回し前に使っていた信号機は現場に残されており、今後も工事の進捗に合わせて道路線形や交差点形状の変更が行われそうです。
次は片倉地区です。
八王子みなみ野区間は変わりがないので割愛します。
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