町田市、相模原市中央区、相模原市緑区で事業が行われている町田3・4・41号ニュータウン幹線及び相模原3・4・6号宮上横山線の進捗状況を見てきました。
引き続き橋梁工事が行われているほか、相模原市側で道路築造工事が進められています。

事業概要
多摩ニュータウン通りを相模原市方面に延伸する事業が行われています。町田3・4・41号ニュータウン幹線、相模原3・4・6号宮上横山線として都市計画決定されているうちの一部です。
相模原市側
相模原市側の事業延長は約670m、幅員18mで、町田市議会録などによると、神奈川県相模原市側では2002年度(平成14年度)に事業に着手し、2016年(平成28年)4月12日には都市計画道路事業の認可を受けました(神奈川県告示第212号)。
施行者 | 相模原市 |
延長 | 約670m |
幅員 | 18m |
事業施行期間 | 2016年4月12日~2026年3月31日 |
2021年3月30日現在 |
町田市側
町田市側の事業延長は約50m、幅員18m2車線で、施行者は町田市です。
施行者 | 町田市 |
延長 | 約50m |
幅員 | 18m |
事業施行期間 | == |
2020年7月31日現在 |
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写真等

撮影位置はこの通りです。

この先が事業区間です。
交差点を過ぎてすぐのところに境川が流れており、現在その部分で橋梁工事が行われています。
橋梁工事の工事件名は、「都市計画道路宮上横山線道路改良工事(橋梁上部工)」で、2025年2月14日までの予定で、角藤・明真共同企業体が施工しています。
看板によると、橋梁の桁を架け、舗装まで整備する模様です。

すでに橋桁は架け終わり、地覆や伸縮装置の施工をしているように見えました。

橋梁工事に伴い、境川沿いの道路や通路は通行止めになっています。

この先の部分は通行できなくなっていました。道路の築造を行っています。

この部分でも道路の築造が進められています。

この部分では重機等は動いてはいなかったものの、上の看板が設置されていました。
舗装等一部未施工のものがあるため、それらの施工を行うのでしょうか?

京王相模原線の交差部分は道路の築造は大方終わっていますが、下水道の工事看板が設置されていました。

東橋本2丁目交差点では、交差点の改良工事が行われていました。
撮影日:2024年9月22日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
コメント
相模原市HPによれば降雨の影響による護岸工事の遅れのため開通が令和7年3月末から令和7年9月末頃予定に延期になったようです。一方で月単位で目途が出されたのは進歩だと思います。
自治会の回覧によれば、令和7年3月末開通の予定が、大雨の影響で令和7年9月末開通に先延ばしになつたやうです
この周辺には16号から町田街道へ抜けるまともな道路がないですからね。特に大型車だと通れる道路が限られてるので、ここに道路が一本通るだけでだいぶ渋滞緩和になるかと思います。ただ、ラッシュ時はそれなりに渋滞するでしょうけど。
橋梁はわりとすんなり完成しそうでビックリですね!
現地での写真撮影ご苦労様です。いつも楽しく拝見させていただいています。
この道は16号方面に進んでいくと、横浜線の踏切を通ることになり、このままだと踏切の所の渋滞が酷くなりそうな気がします。その点に対策するための事業計画はあるのでしょうか?
相模原市が2022年に策定した『第2次相模原市新道路整備計画』において、「(都)宮上横山線〔小原踏切立体交差〕」が優先整備箇所に選定されています。
かつては横浜線の連続立体交差にむけた検討をし、2018年6月にその調査結果を公表していましたが、最近の市議会答弁では「JR横浜線連続立体交差事業につきましては、平成29年度までに実施した調査検討において、相模総合補給廠が全面返還された際に最大限の効果が発揮できることが明らかになったことから、今後の補給廠全面返還に向けた取組状況等を見据え、改めて検討するものと考えております。」(2023年9月議会)とあり、完全に否定はしていないものの、全面返還が見通せないなかではやらないつもりなのではないかと思われます。
特に、小原踏切を単独立体交差した場合、残りの区間で連続立体交差をしようとすると、連続立体交差の要綱の要件を満たさなくなります。
2025年1月26日に現地を訪れました。
橋梁上部工事の看板は既に撤去されており、現場には護岸工事、道路工事、下水道工事の看板のみが設置されていました。
橋は完成しているようで、特に工事中の様子は見受けられませんでした。
④地点から天縛皇神社周辺にかけては、道路の造成が進められていました。④地点付近は舗装前の準備が整っており、側道との接続も既に完了していました。一方、天縛皇神社に近づくにつれて、道路というよりは未舗装の土の状態でした。
⑤地点の坂では、写真右側の擁壁工事が完了し、側道の整備が進められていました。側道の盛土作業はもうすぐ終わって、来月には舗装待ちまで進みそうでした。