②ゆりのき台付近
ゆりのき台付近では、上記赤色で示したような工事が行われていました。
医療センター東側
八王子医療センター東側の山では掘削工事が続けられていますが、この日は車両の出入りはしていませんでした。
最近の公共工事は原則週休2日制となっていることもあって、土曜日も静かなことが多いです。
掘削工事
掘削工事で徐々に山は小さくなっていますが、ここのところ工事発注は鈍化しています。
現在行われている工事は、後述の「R5国道20号BP改良他工事」（世紀東急工業株式会社施工）による掘削工事で、2024年9月30日までの予定で行われています。なお、当初発注図には記載がないため、設計変更で追加された可能性があります。
擁壁・地盤改良・階段・仮調整池・ボックスカルバート工事
殿入川と交差する殿入高架橋（仮称）付近では、地盤改良をはじめとする複数の工事が行われています。
工事件名は「R5国道20号八王子南BP館地区改良その22工事」で、2025年2月28日までの予定で、中部土木株式会社が施工しています。
この付近には仮調整池や、下り線に登るための階段設置などがされている模様です。
殿入高架橋（仮称）と館第一トンネルの間の部分では、地盤改良とともに擁壁設置工事が行われています。
また、この高架橋が跨いでいる殿入川のボックスカルバート設置工事も行われています。
ゆりのき台跨道橋建設に伴う市道切回し
ゆりのき台の西端を通る市道横山681号線を橋梁化するため、市道を切回す工事が行われています。
工事件名は「R5国道20号BP改良他工事」で、2024年9月30日までの予定で、世紀東急工業株式会社が施工しています。
この工事は、八王子南バイパスと日野バイパス（延伸）の細々とした工事を寄せ集めたもので、毎年度1件から2件ほど同様の工事が発注されています。
先述の館地区の掘削もこの工事で行われています。
当ブログにいただいた情報によると、市道横山681号線の切回しは5月16日に行われた模様ですが、現在は元の線形に戻されています。（歩道は一部切回し）
また、この部分が橋梁となることにより下水道管が分断されるため、マンホールポンプを設置し逆勾配に流す下水道工事（同様に世紀東急工業施工）が行われており、現場状況から施工完了しているものと見られます。
なお、切回し道路の法肩が部分的に崩壊しており、これにより元の線形に戻されたのではないかと想像しています。
なお、この部分に橋梁を建設する工事のうち下部工事となる「Ｒ６国道２０号八王子南ＢＰゆりのき台跨道橋下部工事」は9月6日に開札され、奈良建設株式会社が受注しています。現場は未着手です。
殿入川の改修工事（八王子市発注）
八王子南バイパスの工事ではありませんが、付近を流れる殿入川では河川改修工事が八王子市の発注で行われています。
工事件名は「殿入川改修その1工事」で、2026年2月27日までの予定で、黒須建設株式会社が施工しています。工期が半年ほど延伸されています。
改修工事は、前回訪問時と比べると進んでいて、すでに一部流路の付替えがされています。
次は寺田地区です。
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