③寺田地区
寺田地区付近では、上記図の赤色で示したような工事が行われています。工事位置や内容は異なっている可能性があります。
切土工事
寺田地区のトヨタ東京自動車大学校の南側では、引き続き切土工事が進められていました。
工事件名は、「R2国道20号八王子南BP寺田地区改良その14工事」で、2022年8月31日までの予定で、成友興業株式会社が施工しています。
切土・橋梁工事
市道横山32号線との交差部分では、橋梁工事が行われています。
工事件名は、「R3国道20号八王子南BP寺田地区改良その16工事」で、2022年9月30日までの予定で、馬淵建設株式会社が施工しています。
手前の橋は上り線の側道橋で、奥の橋は下り線の側道橋です。その間に本線の橋梁が建設中で、右側にA2橋台の建設が行われています。
寺田川の付替え
めじろ台グリーンヒル通りの西側では、寺田川の付替え工事が行われています。
写真中央に見えるのが寺田川です。
工事件名は、「R3国道20号八王子南BP寺田地区函渠工事」で、2022年8月31日までの予定で、国土開発工業株式会社が施工しています。
大船寺田高架橋(仮称)
八王子南バイパスの本線は、市道横山32号線、めじろ台グリーンヒル通り、都道506号などを高架により連続的に立体交差する計画となっています。工事中の仮称は「大船寺田高架橋」となっています。(当初は「寺田高架橋」で発注されていましたが、2021年度頃から発注分より「大船寺田高架橋」となっているようです)
現在は、大船寺田高架橋(仮称)の下部工事が複数件並行して行われています。
P15橋脚の大口径深礎杭を建設するのは、「R3国道20号八王子南BP大船寺田高架橋下部その5工事」で、2023年3月下旬までの予定で、若築建設株式会社が施工しています。
P12橋脚とP13橋脚大口径深礎杭2本を建設するのは、「R3国道20号八王子南BP大船寺田高架橋下部その4工事」で、2023年1月31日までの予定で、国土開発工業株式会社が施工しています。
P9、P10、P11橋脚を建設するのは、「R3国道20号八王子南BP寺田高架橋下部その3工事」で、2023年3月下旬までの予定で、国土開発工業株式会社が施工しています。
P6、P7、P8橋脚を建設するのは、「R2国道20号八王子南BP寺田高架橋下部その2工事」で、2023年3月下旬までの予定で、小雀建設株式会社が施工しています。
この先の位置にP15橋脚が建設される予定です。
この現場では複数の工事が行われているほか、寺田地区の切土工事の車両出入りもあり、忙しそうな場所です。
めじろ台グリーンヒル通り~都道506号の間では、3件の工事が並行して行われています。
写真手前側からP13、P12・・・P6橋脚が現在建設中です。
P13橋脚の工事を行う「その4」工事に伴い、歩道が切回されています。
P13橋脚はラーメン式鋼製橋脚となるようです。
車が止まっている付近にP12橋脚が、交差点手前付近にP13橋脚ができるようです。
右からP9橋脚、P10橋脚、P11橋脚が建設中です。P9橋脚は躯体が組みあがりつつありますね。
草が伸びていてわかりにくいですが、散水車が止まっている付近にP6橋脚が、その左に、P7橋脚、P8橋脚が建設中です。
P6橋脚の進捗が弱化の沿い感じですかね。
いまのところ道路が切回された以外、ここからの景色に大きな変化はありませんが、来年の今頃には橋脚が何基が建っていることでしょう。
大船川の付替え
八王子みなみ野シティ西交差点付近では、大船川の付替え工事が行われています。
工事件名は、「R3国道20号八王子南BP大船地区改良工事」で、2022年12月28日までの予定で、木本建興株式会社が施工しています。
大船地区の工事は、大船寺田高架橋を除くと、この工事が初めてとなります。
この付近は、八王子みなみ野シティを開発した南八王子土地区画整理事業(施工者:UR都市機構)により暫定整備されています。
現在の大船川交差箇所は、歩車が分離された構造で、歩道は鋼製の暫定橋梁となっています。この大船川の整備を行うようです。
ロピア前の広大な歩道の一部が工事ヤードになっています。
工事設計書によると、道路の切回しも行う予定です。
撮影日:2022年7月11日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。(0000)
コメント
色んな角度からの進捗状況を届けて頂いて楽しんで観ています。最近暑い日が続いてますのでお体にご自愛下さい。毎回楽しい情報ありがとうございます。
ありがとうございます。
いつも楽みに読ませて頂いています。
猛暑の続くなか、精緻な検証による労作「ゆうき山バス停」に続き、大作をありがとうございました! 夏の暑さを忘れて拝読させていただきました。
所詮は国交省の宣伝と思って飛ばしていた相武国道事務所のツイッター映像を念のために先ほど再生してみたところ、特殊運搬車が直進移動した後に橋桁を乗せたまま所定の位置でタイヤを90℃曲げて側方移動して橋脚に桁を設置したのは圧巻でした!!
写真(橋桁組み立て中)に写っている緑色の5輪運搬車だと思われますが、ストロークが長いうえ大荷重に耐える油圧ジャッキを載せた凄い運搬重機があるものと感動しました。
新しい知見を得られ有意義でした。
ありがとうございました。
猛暑が続いておりますのでどうぞご自愛ください。
ゆうき山の記事は朝思い立って、午前中図書館に行って解決して、午後現地に行ってと、ほんと適当に調べた記事なので、それほどでもない労力だったので、そこまで・・・
このような橋桁を運ぶ工法は、最近は都内だとそんなにないので、実際に生で見てみたかったものの、平日深夜帯なのでちょっと無理でした。今晩も下り線側を施工しているはずですが、見たかったですね。
八王子南バイパスだと、大船寺田高架橋でも現道上の桁架設工事があるはずですので、こちらもどのような施工になるのか注目しています。