2020年3月30日14時に交通開放された、昭島3・4・1号昭島中央線(第2期)の様子を見てきました。
開通当日見に行けないわけでもなかったんですが、いろいろあった関係で、3か月ちょっと遅れての訪問です。
事業区間は上記図の通り、第1期区間と第2期区間に分けられます。
第1期区間は1994年9月7日に事業認可、第2期区間は2007年5月25日に事業認可されました。今回交通開放されたのは第2期区間ですので、あとから事業を始めた方が先に完成してしまいました。
事業概要
昭島3・4・1号昭島中央線は昭島市東町三丁目から昭島市緑町五丁目に至る延長4,980mの都市計画道路です。このうち、上記で示した区間で事業が行われています。
事業延長は約1,010mで、幅員は16mです。JR八高線とは立体交差し、その部分の幅員は約34mです。施行者は昭島市です。
事業区間は昭和通りを境に1期区間と2期区間に分けられます。
1期区間は大師通りから市道昭島21号昭和通りに至る全長約724mで、1994年9月7日に事業認可されました。このうち、栗の沢北交差点~市役所北交差点の約263mについては1997年4月に供用が開始されています。
2期区間は市道昭島21号昭和通りから都道162号諏訪松中通りに至る全長約550mで、2007年5月25日に事業認可(東京都告示第307号)されました。その後整備が進み、2020年3月30日14時に交通開放されました。既に事業は完了しています。
施行者 | 昭島市 | |
延長 | 1期区間 | 約724m |
2期区間 | 約550m | |
幅員 | 16m(代表) | |
事業施行区間 | 1期区間 | 1994年9月7日~2031年3月31日 |
2期区間 | 2007年5月25日~2020年3月31日 | |
交通開放 | 栗の沢北交差点~市役所北交差点間 | 1997年4月 |
昭和通り~諏訪松中通り間 | 2020年3月30日14時 | |
2022年6月30日現在 |
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開通区間の様子
道路幅員は16mの2車線で、標準的な構造です。
現在は暫定形での整備となっており、両端も含めて信号機が設置されおらず、交通量もかなり少ない状況です。
今回開通した区間のほぼ中間にあたる交差点には、写真のように通学路を示す大型のペイントがされていました。
現在は暫定形での整備となっていますが、将来的には信号機を設置する計画のようです。
開通区間の東端である諏訪松中通りとの交差点にも信号機は設置されていません。私が見ていた感じだと、現在は特に問題がないのかなという印象でした。将来的には信号機を設置するようです。
この部分の車道は広く取られており、将来的には右折レーンを設置するようです。
諏訪松中通りはこのようになっています。
大型車については、今回開通区間は通ることができますが、昭和通りは通行できないため、規制予告標識が設置されています。
道路の詳細
歩道には植栽が設けられています。市町村道にしては植栽が多い印象を受けました。
電線類の地中化も行われています。
セミフラット型の縁石であるほか、排水溝も二輪車にやさしいタイプが採用されています。
自転車は現在は「自転車ナビマーク」の表示となっていますが、将来的には「自転車レーン」とするようです。
第1期区間
第1期区間はJR八高線とのアンダーパス部分が残っています。完成までは7年程度かかるようです。
撮影日:2020年7月2日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
コメント
9月上旬より2月17日まで昭和通り西側から八高線アンダーパス手前まで工事する様です。昭和通り西側を南北に走る市道で片側交互通行になる予告看板が設置されました。道路工事延長は123.1mで道路舗装工、歩道舗装工、照明工という内容で、電線共同溝工事が54.6mだそうです。今年2月3月に行われた工事では道路工事延長48mで車道舗装基層までと側溝設置のほか2020年開通部の横断歩道にグリーンカラー舗装がされました。道路工事はこのページの一番下の写真でいうと昭和通りからオレンジの工事柵までの間の半分位で無断駐車防止のためかカラーコーンやガードパイプが置いてあります。
詳しく情報ありがとうございます。