昭島市で事業が行われている昭島3・2・11号国営公園西線の進捗状況を見てきました。東中神駅東側の都道をアンダーパスにより立体交差させる事業です。
事業概要
昭島3・2・11号国営公園西線は昭島市東町二丁目から昭島市中神町字東武蔵野に至る延長約1,660mの都市計画道路です。このうち上記図で示した約390mの区間では道路を拡張し、JR青梅線と立体交差させる事業が行われています。
事業認可は2015年8月28日、施行者は東京都です。区間は昭和中学校交差点から昭和記念公園西交差点で、幅員30～38mに拡張するとともに、JR青梅線とはアンダーパスにより立体交差します。道路は2車線となる計画です。
| 施行者 | 東京都 |
| 延長 | 約390m |
| 幅員 | 30～38m |
| 事業施行期間 | 2015年8月28日～2022年3月31日 |
| 2020年10月23日現在 | |
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写真等
撮影位置はこの通りです。
こちらが事業地になります。右側の送電鉄塔は含まれていないようです。
JR青梅線の南側には昭和中学校の一部、昭島市民図書館、駐車場などがありましたが、見た様子だとすべて用地取得が完了しています。
JR青梅線より北側は、UR都市機構が行った立川基地跡地昭島地区土地区画整理事業により用地が確保済みであるため、既に全線で用地の取得ができているように見えます。公共施設が多かったこともあり、2015年の事業開始から早期で用地の確保ができたのかもしれません。
踏切は「村山街道踏切」というようです。立体交差完成後は廃止されます。
左側の道路は都道151号東中神停車場線151で、踏切の手前が都道151号としては終点となっており、踏切から先は都道153号立川昭島線153となります。
この付近は2013年よりUR都市機構が立川基地跡地昭島地区土地区画整理事業を行い、2018年に換地処分を行いました。道路用地も土地区画整理事業により確保済みです。
年間発注予定情報によると、今年度は地質調査が予定されているようです。
余談
道路と関係ありませんが・・・
写真は東中神駅南側にあるUR東中神団地です。昨年放送されたTBSのドラマ『凪のお暇』でちょこちょこ出てました。
UR東中神団地は、東中神駅北東側の立川基地跡地昭島地区土地区画整理事業を行った土地を使い、順次移転・建て替えを行う予定です。UR賃貸住宅の建て替えを現地以外の近接地を用いて行うために都市再生機構法を改正し（2015年施行）、このUR賃貸住宅が第1号となります。
このほか、東中神駅南側にある昭島消防署昭和出張所についても駅北側に移転予定で、なんだかんだで東中神駅周辺のまちの重心が線路北側に移動していっています。
撮影日：2020年9月30日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
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